【WordPressテーマ】Lightning無料版と有料版の違いを徹底解説
WordPressサイトにはたくさんのテーマが存在しているため、自分にとって最適なテーマを見つけるのは難しいと感じるかもしれません。
特に、無料版と有料版が存在するとき、どちらを選ぶべきかは一層複雑になります。
そんな方に向けて、本記事では人気が高く使いやすいWordPressテーマ「Lightning(ライトニング)」に焦点をあて、無料版と有料版の違いやどちらがより良い選択なのかを目的別に解説していきたいと思います。
WordPressのテーマについて
WordPressのテーマは、webサイトのデザインや機能性を制御する重要な要素です。
テーマの選択はサイトの見た目だけでなく、ユーザビリティやSEOのパフォーマンスにも影響を与えます。
したがって、ご自身のサイトに適したテーマを選ぶことは、その成功にとって不可欠です。
おすすめの有料テーマ【TCDシリーズ】
Lightning以外でもおすすめしたいテーマがTCDシリーズのテーマです。
TCDシリーズのテーマは、そのバラエティ豊かな種類と高い品質により、さまざまなニーズに対応しています。
詳しい情報は【ワードプレステーマTCD】目的別おすすめ人気テーマ10選を一挙公開!で解説していますのでぜひチェックしてみてください。
Lightningとは
Lightningは、日本のWeb制作会社であるVektor,Inc.が開発したWordPressテーマで、その設計の軽量さと柔軟性で非常に人気があります。
名前の「ライトニング(閃光)」が示すように、このテーマはwebサイトを素早く、軽快に、そして効率的に運用することができます。
Lightningの特徴
Lightningの特徴には主に以下のものがあります。
- 多機能性
- カスタマイズ可能
- 使いやすさ
- 高度なサポート
- ブロックエディタ対応
多機能性
LightningはBootstrapをベースに作られており、そのため最初からレスポンシブデザインとなっています。
これは、ご自身のwebサイトがどのデバイス上でも一貫して表示できることを意味します。
また、WooCommerceとの互換性があるのも特徴の一つで、Eコマースサイトを運営するためのツールにもなることができます。
カスタマイズ可能
Lightningは高度なカスタマイズが可能で、ご自身のwebサイトをご自身のブランドやビジョンに完全に合わせることができます。
無料版には基本的なカスタマイズオプションが含まれていますが、有料版ではさらに高度なオプションが利用できます。
使いやすさ
このテーマは、初心者でも簡単に理解し操作できるように設計されています。
ユーザーフレンドリーな管理画面により、素早く効率的にwebサイトを立ち上げることができます。
高度なサポート
Lightningを利用しているユーザーは、開発者チームからのサポートを受けられます。
特に有料版のユーザーは、専用のサポートと迅速な対応を受けることができます。
ブロックエディタ対応
Lightningはブロックエディタに対応しているので、ブロックスタイル機能でデザインすることが可能です。
コピペで使えるブロックパターンやブロックテンプレートの種類も豊富に揃えています。
Lightning無料版と有料版(G3 Pro Unit)の違い
Lightning【無料版】と【有料版】の主な違いを表にしました。
Lightning無料版と有料版の比較表
Lightning【無料版】 | Lightning【G3 Pro Unit】 | |
---|---|---|
価格 | 無料 | 9,900円〜 |
カスタマイズ性 | 基本的なカスタマイズのみ | 高度なカスタマイズ可能 |
サポート | 通常サポート | 優先サポート |
機能追加 | プラグインでの拡張必要 | 組み込み追加機能あり |
SEO対策 | 基本対応 | 高度なSEO対策可能 |
パフォーマンス最適化 | 一部対応 | 高度なパフォーマンス最適化可能 |
Lightning【無料版】
Lightning【無料版】のメリット
以下、Lightning【無料版】のメリットについて。
- コストパフォーマンス
- 基本機能の充実
- 安定した更新とサポート
コストパフォーマンス
無料版の最大のメリットは、名前が示す通り、そのコストです。
0円で利用できることから、初めてwebサイトを作る方や予算が限られている方にとっては大きな魅力となります。
基本機能の充実
無料版でも、ブログ投稿やページ作成、メニューの設定等、一般的なwebサイトで必要となる基本的な機能が揃っています。
また、デザインのカスタマイズも可能で、オリジナルのウェブサイトを作ることができます。
安定した更新とサポート
無料版でも、定期的なアップデートが行われ、一定のサポートを受けることができます。
これにより、新たな機能の追加やセキュリティ対策が定期的に行われ、安定したウェブサイト運営を支えます。
Lightning【無料版】のデメリット
- 限られたカスタマイズ性
- 限定的なサポート
限られたカスタマイズ性
無料版のデザインカスタマイズは基本的なものに限られます。
特定の色の設定や細部のレイアウト設定など、高度なカスタマイズを行うには有料版が必要となります。
限定的なサポート
無料版のユーザーは、有料版に比べてサポートの範囲と応答速度が限定的です。
問題が発生した場合や詳しい質問をしたい場合、有料版のように素早い対応は期待できません。
Lightning【無料版】のインストール方法
以下の手順で、LightningをWordPressにインストールできます。
ステップ1: テーマの検索
まず、WordPressのダッシュボードにログインします。
そして、左側のメニューから「外観」を選択し、次に「テーマ」をクリックします。
その後、「新規追加」ボタンをクリックして新しいテーマを検索します。
検索ボックスに「Lightning」と入力します。
ステップ2: インストール
検索結果に表示されたLightningの項目で「インストール」ボタンをクリックします。
インストールが完了すると、ボタンの表示が「アクティベート」に変わります。
ステップ3: アクティベート
「アクティベート」ボタンをクリックしてLightningをアクティブにします。
これにより、新しくインストールしたLightningがあなたのウェブサイトのテーマとして設定されます。
ステップ4: 設定の確認とカスタマイズ
左側のメニューから「外観」を選択し、次に「カスタマイズ」をクリックします。
これによりカスタマイズメニューが開きます。
ここで色やフォント、ヘッダー、フッターなどの設定を行い、ウェブサイトをあなたの好みに合わせて調整します。
Lightningのインストール方法は以下からでも可能です。
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】
Lightningの機能を拡張させたい場合、Lightning【無料版】にプラグイン「G3 Pro Unit」を追加する必要があります。
無料版のLightningにプラグイン「G3 Pro Unit」を追加することでPro版にアップグレードが可能です。
なお、プラグイン「G3 Pro Unit」を利用するにはVektor passportの購入が必要です。
- Vektor Passport(アップデート期間1年)
- Vektor Passport(アップデート期間3年)
- Vektor Passport(アップデート期間5年)
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】の特徴
Lightning G3 Pro Unitとは、無料版のLightning G3版(version 14.x 以降 )の機能に、さらに便利な機能を拡張することができるプラグインです。
無料版のLightningだけでも十分な機能を揃えておりますが、Lightning G3 Pro Unitを有効化しますと、より効率的で柔軟なサイト制作が可能になります。
- いろいろ選べるヘッダーレイアウト
- ヘッダー・フッターもページ毎に非表示にできる
- 要らない機能はオフにできる
- キャンペーンテキスト機能
- 404ページ書き換え機能
いろいろ選べるヘッダーレイアウト
様々なレイアウト・機能を選べます。
また、ヘッダー部分を透過させてトップページのスライドやビジュアルをより印象的に見せることもできます。
ヘッダー・フッターもページ毎に非表示にできる
以前からページ毎に非表示可能だったページヘッダーやパンくずリストに加えて、ヘッダー・フッターも設定により非表示にできます。
要らない機能はオフにできる
使わない機能はLightning G3 Pro Unit 設定画面から停止(OFF)できます。
デザイン設定、フォント設定、ヘッダーレイアウトなど15以上の機能のコントロールが可能です。
キャンペーンテキスト機能
キャンペーンや新着など注目してもらいたい情報をグローバルナビゲーション下やページヘッダー下などに表示させることができます。
404ページ書き換え機能
投稿タイプ「404 Page」を使い、ブロックで簡単に404ページの内容をカスタマイズすることができます。
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】のメリット
以下Lightning有料版のメリットです。
- 高度なカスタマイズ性
- 優先的なサポートとアップデート
- SEO最適化とパフォーマンス最適化
高度なカスタマイズ性
有料版の一番のメリットは、その高度なカスタマイズ性です。
色の設定やレイアウトオプション、追加ウィジェットなど、ウェブサイトをより詳細に調整することができます。
これにより、よりブランドにマッチした、個性の強いwebサイトを作ることができます。
優先的なサポートとアップデート
有料版のユーザーは、迅速なサポートと優先的なアップデートを受けることができます。
これにより、webサイトの運用がスムーズに行えます。
特に、問題が発生した際に素早い対応が可能です。
SEO最適化とパフォーマンス最適化
有料版では、SEO対策やパフォーマンス最適化のための機能も含まれています。
これにより、検索エンジンからの流入を増やし、訪問者に快適なブラウジング体験を提供することができます。
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】のデメリット
- コスト
- 学習コスト
コスト
有料版のデメリットとして最も明確なのがコストです。
無料版とは違い、有料版は一定の費用がかかります。
そのため、予算に余裕がない場合や、webサイト運営に対する投資を最小限に抑えたい場合には、無料版が適しています。
学習コスト
有料版には高度な機能が多数含まれており、それらをフルに活用するためには一定の学習が必要です。
特に初心者の場合、操作が複雑に感じられる可能性があります。
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】の料金表
Lightning にPro版機能を拡張できるプラグイン「Lightning G3 Pro Unit」を追加すれば、さらに高機能にご利用いただけます。Lightning G3 Pro Unit を利用するには「Vektor Passport(ベクトルパスポート)」をご購入ください。
Vektor Passportはライセンス期間ごとにご購入いただくサブスクリプション方式 を採用しています。1年ごとの更新が煩わしいという声にお応えして、ライセンス期間を変えたプランをご用意しております。プロジェクトに合わせて、最適なプランをお選びください。
Lightning 公式ホームページ
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】のインストール
Lightning G3 Pro UnitをWordPressにインストールする方法はこちらをご確認ください。
Lightning【無料版】と【有料版:G3 Pro Unit】の使い分け方
以下、LIghtning無料版と有料版はそれぞれどのような方におすすめかについて解説していきます。
Lightning【無料版】はこんな人におすすめ!
無料版のLightningは、次のようなシチュエーションやニーズに最適です。
- 初心者ユーザー
- 予算が限られている
- 基本的な機能があれば十分
初心者ユーザー
初めてWordPressを使用する人や、テーマのカスタマイズに自信がない人にとっては、無料版のシンプルな設定と使いやすさが魅力となります。
予算が限られている
webサイトの運営に予算をあまりかけられない人にとって、無料版はコストパフォーマンスの高い選択肢です。
基本的な機能があれば十分
webサイトに必要な機能が基本的なものだけであれば、無料版で十分に対応可能です。
Lightning【有料版:G3 Pro Unit】はこんな人におすすめ!
一方で、有料版のLightningは、以下のような場合に選択すると良いでしょう。
- 高度なカスタマイズが必要な場合
- 専門的なサポートが必要な場合
- SEO対策やパフォーマンス最適化が重要な場合
高度なカスタマイズが必要な場合
ブランドイメージに合わせたデザインや、特定のニーズに対応した機能が必要な場合、有料版の高度なカスタマイズ機能が役立ちます。
専門的なサポートが必要な場合
webサイトの問題解決や運用についてプロフェッショナルなサポートが欲しい場合、有料版を選択することで優先的にサポートを受けられます。
SEO対策やパフォーマンス最適化が重要な場合
検索エンジンからの流入を増やしたい、ユーザー体験を最適化したい場合には、有料版のSEOとパフォーマンス最適化機能が有用です。
まとめ
Lightning(ライトニング)は、その高度なカスタマイズ性と使いやすさで、WordPressユーザーに人気のテーマです。
無料版はコストパフォーマンスが高く、有料版はその高度な機能と優先サポートで一歩先を行くサイト作りができます。
ご自身のニーズと予算に合わせて、最適なバージョンを選びましょう。