WordPress(ワードプレス)とは?初心者向けに始め方や使い方を解説!
自分のアイデア、趣味、またはビジネスを世界に広める手段として、WordPressは最適な手段です。
初心者でも簡単に始められるWordPressは、ブログや、ポートフォリオ、企業サイトなど様々な種類のサイトを作成することができます。
この記事では、ウェブサイトを構築するためのWordPressの基本から、Wordpressのインストール方法、始め方までを徹底解説していきます。
- WordPressについて
- WordPressでできることとできないこと
- WordPressでにかかる費用
- WordPressのインストール方法や始め方
WordPressとは?
WordPressは、2003年に開始されたオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。
Matt MullenwegとMike Littleによって開発され、PHP言語で書かれています。
WordPressの最大の特徴は、その使いやすさと柔軟性です。
プログラミングの知識がなくても直感的なインターフェースを通じてコンテンツを管理し、ウェブサイトを簡単に構築できます。
WordPress学習におすすめの本に関しては【初心者用】WordPress(ワードプレス)の独学・勉強におすすめしたい本10選で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
世界でのWordPressのシェア率
WordPressの人気はその数字に表れています。
2024年時点で、全世界のウェブサイトの約43%がWordPressを使用しており、CMSを使用するウェブサイトの中では約60%以上がWordPressを採用しています。
このように、WordPressはその利便性、カスタマイズ可能性、強力なコミュニティサポートにより、世界中で広く利用されている最も人気のあるCMSとなっています。
WordPressのテーマとプラグインとは?
ここで、覚えておきたいものがWordpressのテーマとプラグインです。
WordPressのテーマとはウェブサイトのデザインやレイアウトがすでに完成されているテンプレートのようなものです。
プラグインはサイトに追加機能や特定の機能を提供するツールで、SEO最適化、セキュリティ強化、ソーシャルメディア統合など様々な機能を追加できます。
これらは無料で利用できるものから有料のものまで、幅広く提供されています。
WordPressのメリット・デメリット
WordPressを利用する上ではメリットだけでなくデメリットも考慮する必要があります。
以下、Wordpressの主なメリットとデメリットです。
WordPressのメリット
- 無料で利用ができる
- 専門的なスキルや知識がなくてもサイトが作成できる
- カスタマイズ性が高くユニークなサイトが作れる
- SEOに強い
- 大規模なコミュニティ
- 柔軟性があるため様々なサイトが制作できる
無料で利用ができる
WordPressはオープンソースのCMSであるため、無料で利用することができます。
ただし、ドメインやサーバー費用は別途かかります。
専門的なスキルや知識がなくてもサイトが作成できる
WordPressは非常に直感的で理解しやすいインターフェースを持っているため、技術的な知識がなくてもウェブサイトを簡単に構築、運営できます。
カスタマイズ性が高くユニークなサイトが作れる
数千のテーマとプラグインが利用可能で、これにより見た目や機能を簡単にカスタマイズでき、オリジナルのサイトが制作できます。
SEOに強い
WordPressはSEO(検索エンジン最適化)に強く、Googleなどの検索エンジンに認識されやすいように設計されています。
さらに、多くのSEOプラグインを利用して、検索エンジンのランキングを向上させることが可能です。
大規模なコミュニティ
世界中に広がる大きなコミュニティが存在し、サポートやリソースが豊富です。
ユーザーフォーラム、WordCamps、オンラインリソースを通じて問題解決の助けを得ることができます。
柔軟性があるため様々なサイトが制作できる
ビジネスサイト、ブログ、ポートフォリオ、eコマースサイトなど、あらゆる種類のサイトを作成できる柔軟性を持っています。
WordPressのデメリット
- ハッカーのターゲットになりやすい
- 多様なカスタマイズはロード時間が長くなる場合がある
- 定期的なメンテナンスが必要
- 高度なカスタマイズにはプログラミングの知識が必要
- テーマとプラグインの互換性がない場合がある
- カスタマイズに時間と労力が必要
- 専門サポートがない
ハッカーのターゲットになりやすい
WordPressは非常に人気があるため、ハッカーのターゲットになりやすいです。
定期的なアップデート、セキュリティプラグインの利用、強力なパスワードの設定など、適切なセキュリティ対策が必要です。
多様なカスタマイズはロード時間が長くなる場合がある
多くのプラグインや高度なカスタマイズを行うと、ウェブサイトのロード時間が遅くなることがあります。
これは、特にモバイルユーザーにとっては大きな問題です。
定期的なメンテナンスやバックアップが必要
WordPress、プラグイン、テーマは定期的に更新されるため、これらを最新の状態に保つ必要があります。
古いバージョンはセキュリティリスクになる可能性があります。
ウェブサイトのデータは非常に重要ですが、WordPress自体には自動的なバックアップ機能が組み込まれていないため、定期的なバックアップを行う必要があります。
高度なカスタマイズにはプログラミングの知識が必要
WordPressは基本的にユーザーフレンドリーですが、より複雑な機能やカスタマイズを行うためには、WordPressのより深い知識が必要になります。
特に、CSS、HTML、PHPなどの基本的な知識があると、より高度なカスタマイズが可能です。
テーマとプラグインの互換性がない場合がある
多くのテーマとプラグインが利用可能ですが、それらが常に互換性があるとは限りません。
特に、更新されない古いプラグインは、新しいバージョンのWordPressや他のプラグインと衝突することがあります。
カスタマイズに時間と労力が必要
WordPressサイトを特定のニーズに合わせてカスタマイズするには、時間と労力がかかることがあります。
特に、独自の機能を追加したい場合や、デザインを完全にカスタマイズしたい場合は、専門的なスキルや外部の開発者の助けが必要になることがあります。
専門サポートがない
WordPress自体はオープンソースソフトウェアであり、公式の専門サポートサービスがありません。
そのため、直接技術サポートを受けることは難しいです。
WordPressでできること・できないこと
WordPressではコーポレートサイトやブログ、会員制サイトなどほとんどの種類のサイトを作成することができます。
ただし、Webアプリケーションやスマホアプリなどの動的なアプリ制作には向いていません。
以下、Wordpressでできることとできないことを簡潔にまとめました。
WordPressでできること
- 幅広い種類のサイトが制作できる
- コンテンツ管理ができる
- プラグインを使ってSEO対策が可能
- テーマとプラグインを使用してのカスタマイズ
- eコマースのプラグインを使ってオンラインショップを設立
- 日本語や英語などの多言語サポートが可能
- ユーザーの権限管理ができる
幅広い種類のサイトが制作できる
ブログ、ビジネスサイト、ポートフォリオ、eコマースサイト、掲示板、オンラインコース、メンバーシップサイトなど、幅広い種類のウェブサイトを構築できます。
コンテンツ管理ができる
テキスト、画像、動画、オーディオなど多様なメディアコンテンツの管理が簡単にできます。
投稿スケジュール機能を使って、コンテンツの公開を計画的に行うことも可能です。
プラグインを使ってSEO対策が可能
SEOを強化するためのプラグインを使用して、ウェブサイトの検索エンジンランキングを改善できます。
メタデータの最適化、サイトマップの生成、パフォーマンスの最適化などが行えます。
テーマとプラグインを使用してのカスタマイズ
数千のテーマとプラグインにより、デザインと機能性の両方を自由にカスタマイズできます。
さらに、カスタムCSSや子テーマを使用して、より細かいカスタマイズが可能です。
eコマースのプラグインを使ってオンラインショップを設立
WooCommerceなどのプラグインを使用して、オンラインショップを設立し、商品の販売、在庫管理、支払い処理を行うことができます。
日本語や英語などの多言語サポートが可能
プラグインを使用して多言語サイトを構築することが可能です。
これにより、国際的なオーディエンスにアプローチできます。
ユーザーの権限管理ができる
複数のユーザーロールと権限を設定して、サイトの管理を効率的に行うことができます。
ユーザーの管理に関してはWordPress(ワードプレス)のユーザー権限にはどんな種類がある?で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください、
WordPressでできないこと
- 高度なプログラミングが必要な機能
- Webアプリケーションやスマホアプリなどの動的なアプリ制作
高度なプログラミングが必要な機能
特定の複雑な機能やカスタム開発が必要な場合、WordPressだけでは対応が難しくなる場合があります。
これには専門的な開発スキルや始めから開発が必要になることがあります。
Webアプリケーションやスマホアプリなどの動的なアプリ制作
複雑なウェブアプリケーションや、リアルタイムで更新される動的な機能を持つサイトの開発には、WordPressよりも特化した開発プラットフォームやフレームワークが適している場合があります。
WordPressでできることとできないことについては【初心者向け】WordPressで「できること」と「できないこと」を徹底解説で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
WordPressにかかる費用
WordPressのコストは、基本的なウェブサイトの構築から、より複雑で高機能なサイトまで、プロジェクトの要件によって大きく異なります。
以下に、一般的なコストを説明します。
WordPressにかかる初期費用
- ホスティング費用
- ドメイン代
- テーマ
- プラグイン
- セキュリティ費用
- サイト制作代行費用
ホスティング費用
レンタルサーバーは会社にもよりますが、年間料金は大体2,000円くらいから利用できます。
ドメイン代
一般的なドメインは年間約1,000円から2,000円。
有料テーマ
有料テーマは一度の購入で約5,000円から20,000円程度
有料プラグイン
有料プラグインは一度の購入で数千円から数万円ですが、大体の場合は無料のプラグインで十分です。
セキュリティ費用
基本的なセキュリティプラグインは無料から利用できますが、より高度なセキュリティを求める場合は年間数千円から数万円かかります。
サイト制作代行費用
カスタムデザインや特定の機能の開発には、プロのデザイナーや開発者を雇う必要があります。
これには数十万円から数百万円のコストがかかる可能性があります。
WordPressにかかる維持費
定期的なバックアップ、セキュリティ更新、パフォーマンスの最適化など、サイトの維持には継続的な注意と投資が必要です。
- ホスティング更新費用
- ドメイン更新費用
- セキュリティとバックアップの費用
- 保守・サポート・更新の費用
ホスティング更新費用
年間大体2,000円くらい。
ドメイン更新費用
年間約1,000円から。
セキュリティとバックアップの費用
セキュリティプラグインやサービスは年間数千円から数万円。
バックアップには大体年間数千円から1万円以上かかります。
保守や更新管理の費用
保守や更新の費用は代行会社やフリーランスに依頼すると数万円かかりますが、自分で行う場合は無料です。
WordPressにかかる費用に関してはWordPress(ワードプレス)の初期費用や制作費はいくらかかる?でも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
WordPressを始める前の注意点
WordPressを使い始める前に考慮すべき重要なポイントはいくつかあります。
これらのポイントを理解し、適切に準備することで、ウェブサイトの構築と管理がスムーズに進みます。
- プラグインの使いすぎを避ける
- 信頼性のあるレンタルサーバーの選ぶ
- セキュリティ対策
- 更新は定期的に行う
- カスタマイズをする際はバックアップしておく
プラグインの使いすぎを避ける
多くのプラグインをインストールするとサイトのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
必要な機能に絞り、質の高いプラグインを選ぶことが重要です。
信頼性のあるレンタルサーバーの選ぶ
高速で安定したホスティングサービスを選ぶことが重要です。
サイトのロード時間はユーザー体験とSEOに大きく影響します。
優れたカスタマーサポートを提供し、セキュリティ対策が整っているホスティングを選ぶことが望ましいです。
コアサーバー
手頃な価格設定でありながら、豊富な機能を提供するレンタルサーバーサービス。登録して最初の30日は無料で利用可能。
初期費用 | 1,650円 |
月額費用 | 220円〜 |
容量 | 200GB〜 |
SSL対応 | ○ |
サポート | ○ |
セキュリティ対策
WordPressサイトのセキュリティは非常に重要です。
強力なパスワードの使用、信頼できるセキュリティプラグインの導入、定期的なセキュリティチェックが必要です。
セキュリティアップデートは常に最新の状態に保ち、不正アクセスやマルウェアからサイトを守りましょう。
SiteLock
東証一部上場のGMOクラウド株式会社が運営するWebサイトの脆弱性(セキュリティの脅威)、 改ざん、マルウェアといった緊急性の高い問題を解決するためのオールインワンのWebセキュリティサービス。初期費用なし、月350円(税抜)からの低料金。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 350円〜 |
利用実績 | 世界800万件 |
サポート | ○ |
更新は定期的に行う
WordPress、プラグイン、テーマの定期的なアップデートはセキュリティを維持するために不可欠です。
カスタマイズをする際はバックアップしておく
データの損失を防ぐため、ウェブサイトの定期的なバックアップが必要です。
自動バックアップ機能を提供するプラグインやホスティングサービスを利用します。
torocca!
Webサイトとデータベースのバックアップと復元を簡単、低価格で利用可能。月額500円/25GB、簡単操作で保存・復旧が可能。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 500円〜 |
Webサーバー/ドメイン数 | 制限なし |
モニター監視 | 24時間365日 |
WordPressのインストール方法と始め方
WordPressの始め方には、いくつかのステップがあります。これらのステップを順にたどることで、スムーズにWordPressをインストールし、ウェブサイトの構築を開始できます。
WordPressをローカルにインストールする方法
ローカル環境でWordPressをインストールすることは、開発やテストに非常に役立ちます。
初心者の方はまずはこの方法がおすすめです。
以下は、WindowsまたはMacにWordPressをインストールする一般的な手順です。
ステップ①:ローカルサーバー環境のセットアップ
ステップ②:WordPressのダウンロード
ステップ③:WordPressのインストール
ステップ④:データベースの作成
ステップ⑤:WordPress設定の完了
ステップ①:ローカルサーバー環境のセットアップ
- MAMP (Mac & Windows)
- MAMPはApacheサーバー、MySQL、PHPを一括でインストールする無料ツールです。MAMPのダウンロードページからダウンロードし、インストールします。
- XAMPP (Mac & Windows)
- XAMPPもApacheサーバー、MySQL、PHPを提供する無料ツールです。XAMPPのダウンロードページからダウンロードし、インストールします。
ステップ②:WordPressのダウンロード
WordPress.orgから最新バージョンのWordPressをダウンロードします。
ステップ③:WordPressのインストール
ダウンロードしたWordPressファイルを解凍し、ローカルサーバーのドキュメントルートディレクトリ(例:MAMPの場合はhtdocsフォルダ内)に移動します。
ブラウザを開き、ローカルサーバーのアドレス(例:http://localhost)にアクセスし、WordPressのセットアッププロセスを開始します。
ステップ④:データベースの作成
ローカルサーバーのデータベース管理ツール(例:phpMyAdmin)を使って、新しいデータベースを作成します。
ステップ⑤:WordPress設定の完了
WordPressセットアップ画面で、データベース情報を入力し、サイトのタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを設定しインストールします。
MAMPへのインストール方法については【MAMP】無料でWordPressをローカル環境にインストールする方法で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法
サイトを公開する場合はWordpressをレンタルサーバーにインストールする必要があります。
サーバーへのWordPressのインストールは、以下のステップで行います。
ステップ①:ドメインの選定
ステップ②:ホスティングの選定
ステップ③:WordPressのインストール
ステップ①:ドメインの選定
ウェブサイトのアドレスとなるドメイン名を決定し、登録します。
ドメイン名はウェブサイトのアイデンティティを表すため、覚えやすく、ブランドに合ったものを選びます。
お名前.com
国内シェアNo.1のドメイン提供サービスです。レンタルサーバーとドメインを同時申込みでドメインの費用が0円になります。
最安値 | 0円〜 |
日本語の利用 | あり |
自動更新 | あり |
ドメインの種類 | 680種類〜 |
登録実績 | 3,100万件〜 |
ステップ②:ホスティングの選定
信頼性、速度、セキュリティ、サポートの面から最適なホスティングサービスを選びます。
多くのホスティングプロバイダーはWordPress専用のホスティングプランを提供しています。
コアサーバー
手頃な価格設定でありながら、豊富な機能を提供するレンタルサーバーサービス。登録して最初の30日は無料で利用可能。
初期費用 | 1,650円 |
月額費用 | 220円〜 |
容量 | 200GB〜 |
SSL対応 | ○ |
サポート | ○ |
WordPress対応のおすすめレンタルサーバーに関してはWordPress初心者の味方!手軽に始められる安いレンタルサーバー5選で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ステップ③:WordPressのインストール
レンタルサーバーの場合、Wordpressをサーバーに上げる方法は主に2通りあります。
ワンクリックインストール
多くのホスティングサービスでは、コントロールパネル上でWordPressのワンクリックインストール機能を提供しています。
これを使うと、簡単にWordPressをインストールできます。
- ホスティングのコントロールパネル(例:cPanel)にログインし、「ワンクリックインストール」、「WordPressインストーラー」などのオプションを探します。
- 指示に従って、WordPressをインストールします。
このプロセスは通常、数分で完了します。
手動でのインストール (必要な場合)
ダウンロードしたWordPressファイルをホスティングアカウントにアップロードし、データベースを作成して設定します。
これには少し技術的な知識が必要です。
- WordPress.orgからWordPressをダウンロードし、FTPを使用してサーバーにアップロードします。
- サーバーで新しいデータベースを作成し、WordPressの設定ファイル(wp-config.php)にデータベース情報を入力します。
- ドメイン名をブラウザに入力してWordPressのセットアップを開始します。
ローカル環境でのインストールは、実際のウェブサイトに影響を与えることなく、デザインやプラグインのテストを行うのに適しています。
一方、サーバーへの直接インストールは、実際にウェブサイトを運用開始する際に行います。
WordPressの始め方
ローカルやサーバーにWordpressをインストールできたら、いよいよWordpressを利用することができます。
以下、Wordpressを始めるための基本ステップです。
ステップ①:WordPressの基本設定
ステップ②:テーマの選択とカスタマイズ
ステップ③:プラグインのインストール
ステップ④:コンテンツの作成と公開
ステップ⑤:ウェブサイトの最適化とメンテナンス
ステップ①:WordPressの基本設定
ー管理パネルへのアクセス
WordPressをインストールしたら、管理パネル(ダッシュボード)にログインします。
ーサイトのタイトルとタグラインの設定
サイトの基本情報を設定します。これには、サイトの名前や説明が含まれます。
ーパーマリンクの設定
SEOに優れたURL構造を選択します。これは「設定」→「パーマリンク」から設定できます。
ステップ②:テーマの選択とカスタマイズ
ーテーマの選択
WordPressには数千の無料および有料テーマが用意されています。
サイトの目的に合わせてテーマを選びます。
ーカスタマイズ
選んだテーマをカスタマイズして、ウェブサイトのデザインを自分好みに仕上げます。
ステップ③:プラグインのインストール
ー必要なプラグインの選定
SEO、セキュリティ、キャッシュ、コンタクトフォームなど、必要な機能に応じてプラグインを選択しインストールします。
ープラグインの設定
インストールしたプラグインごとに適切な設定を行います。
ステップ④:コンテンツの作成と公開
ー固定ページの作成
「固定ページ」セクションでホームページ、お問い合わせページなど基本的なページを作成します。
ー投稿の作成
ブログセクションに記事を書き、公開します。
ステップ⑤:ウェブサイトの最適化とメンテナンス
ーSEOの最適化
SEOプラグイン(例: Yoast SEO)を使って、コンテンツのSEOを最適化します。これには、キーワードの選定、メタタグの設定、コンテンツの質の向上などが含まれます。
ーセキュリティ対策の強化
セキュリティプラグインを利用して、サイトのセキュリティを強化し、不正アクセスやマルウェアから保護します。
ー定期的なバックアップ
ウェブサイトのデータを定期的にバックアップし、万が一の際に迅速に復旧できるようにします。
WordPress初心者には無料テーマがおすすめ
初心者がWordpressに慣れるためには、多少の時間がかかります。
まずは、無料テーマを利用して、操作に慣れることが重要です。
無料テーマがおすすめの理由
- コスト削減になる
- 使いやすいので初心者でも簡単に使える
- 無料なのでリスク軽減になる
- 有料プランに移行できる無料テーマもある
コスト削減になる
無料テーマは初期投資を抑えながらウェブサイトを立ち上げることができます。
使いやすいので初心者でも簡単に使える
多くの無料テーマは初心者にとって使いやすく、直感的なカスタマイズオプションが提供されています。
無料なのでリスク軽減になる
無料テーマを使用することで、高価なテーマを購入する前にWordPressに慣れることができます。
有料プランに移行できる無料テーマもある
ビジネスが成長するにつれて、より高機能なプレミアムテーマに移行することも容易です。
おすすめの無料テーマ
- TCD Rebirth
- Cocoon
- Fukasawa
- Lightning
- Liquid
TCD Rebirth
TCD Rebirthは、クリーンでモダンなデザインのテーマで、ビジネスサイトやポートフォリオサイトに適しています。
カスタマイズが容易で、レスポンシブなデザインが特徴です。
Cocoon
Cocoonは、カスタマイズ性に優れた多目的テーマです。
ブログや情報サイトに適しており、SEO最適化や高速なページロードが魅力です。
Fukasawa
Fukasawaは、写真家やデザイナーに最適なテーマです。
レスポンシブなレイアウトと美しい画像表示機能で、ビジュアルコンテンツを際立たせます。
Lightning
Lightningは、ビジネスサイトやコーポレートサイトに適した多目的テーマです。
シンプルながらも機能が豊富で、カスタマイズも比較的簡単に行えます。
Liquid
Liquidは、クリエイティブなウェブサイトや個人ブログに適したスタイリッシュなテーマです。
直感的なデザインと使いやすさが特徴で、初心者にも扱いやすいです。
無料テーマのインストール方法
以下、無料テーマのインストール方法です。
WordPressダッシュボードへのアクセス
WordPressにログインし、ダッシュボードにアクセスします。
新しいテーマの追加
左側のメニューから「外観」→「テーマ」を選択し、「新規追加」ボタンをクリックします。
テーマの検索と選択
テーマを検索し、表示されたリストから好みの無料テーマを選択します。
プレビューとインストール
テーマの「プレビュー」を確認し、気に入ったら「インストール」ボタンをクリックします。
テーマのアクティベート
インストールが完了したら、「有効化」をクリックしてテーマを有効化します。
WordPressで作成された有名サイト例
WordPressはその柔軟性と使いやすさから、多くの有名企業や著名人によってウェブサイトのプラットフォームとして選ばれています。
以下に、WordPressで作成された代表的なサイトの例を挙げ、それぞれの特徴を簡単に説明します。
The New York Times Company
The New York Times Company のウェブサイトはWordPressを使用しています。
ニュース産業のリーダーとして、サイト自体はクリーンなデザインと優れたユーザビリティを特徴としており、情報の発信に重点を置いています。
Sony Music
Sony Music の公式サイトはWordPressで構築されています。
音楽業界の大手企業であるSony Musicのサイトは、アーティストの紹介や音楽作品のショーケースに重点を置いています。
Microsoft News Center
Microsoft News Center は、企業ニュースやイベント情報を提供するためにWordPressを利用しています。
このサイトは、企業の最新情報を簡潔に伝えるための効果的なサイトとなっています。
The Walt Disney Company
The Walt Disney Company の公式サイトもWordPressを使用しています。
このサイトは、魅力的なビジュアルと直感的なナビゲーションを通じて、ディズニーの世界観を表現しています。
The Rolling Stones
伝説的なロックバンド、The Rolling Stones の公式ウェブサイトはWordPressで構築されています。
バンドの歴史、ツアー情報、メディアコンテンツをファンに提供しています。
まとめ
この記事では、WordPressの基本から使い方までを初心者向けに詳しく解説しました。
WordPressはその使いやすさ、カスタマイズ性、そしてコスト効率の良さから、世界中で広く使われているコンテンツ管理システムです。
無料で利用できるテーマとプラグインが豊富にあり、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。
WordPressは継続的に進化しており、将来的にも強力なCMSとしての地位を保ち続けるでしょう。
ぜひ、一度Wordpressを使ってみてください。。