デザインの仕事の種類には何がある?未経験者におすすめの職種!
デザイナーを目指してみたいといった方でも、具体的にどのような職種があるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
デザインの職種は多種多様で、自分の興味やスキルに合わせて選ぶことができます。
本記事ではデザイナーの仕事の種類やそれぞれの年収、未経験でもなりやすい職種を詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
デジタルハリウッド STUDIO by LIG
実績あるカリキュラムをベースにこれまで9万人以上のクリエイターを輩出。料金→安、授業クオリティ→高。
入学金 | 0円 |
料金 | 165,000円(税込)〜 |
学び方 | 通学とオンライン |
校舎 | 上野校、池袋校、大宮校、北千住校、川崎校、町田校他 |
就職サポート | ○ |
運営会社 | 株式会社LIG |
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レバテッククリエイター
Webやゲーム業界のフリーランスクリエイター向けのエージェントサービス。案件マッチングから単価交渉、契約代行までを一貫してサポート。
案件数 | デザイナー用案件数:1,000以上 |
リモート案件 | ◎ |
勤務日数 | 週3日〜 |
高単価 | ~1,400,000円/月 |
地域 | 東京 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
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デザインとは
デザインとは、生活や社会に影響を与えるものを生み出すためのプロセスを指します。
このプロセスはアートと科学の組み合わせであり、美しさと機能性を両立させることが重要視されます。
デザインは、主に以下3つの要素から成り立っています。
- 美学
- 機能性
- 持続可能性
美学
デザインは視覚的なアートであり、色、形状、パターン、スケールなどの要素を使用して視覚的なインパクトを作り出します。
美学は感情を引き出し、製品やサービスに対するユーザーの好奇心を高めます。
機能性
デザインは、ただ美しいだけでなく、使用する人々にとって使いやすいものでなければなりません。
そのため、デザイナーは製品やサービスついてよく理解し、顧客を増やしたり目的を達成するために最適なデザインをする必要があります。
持続可能性
現代のデザインは、製品やサービスが環境に与える影響も考える必要があります。
これには、製品の製造方法、使用方法、最終的な廃棄方法などが考えられます。
これらの要素は、グラフィックデザイン、産業デザイン、インテリアデザイン、ファッションデザイン、ウェブデザインなど、あらゆる種類のデザインの分野において共通しています。どの種類のデザインでも、デザイナーの目標は、ユーザーの経験を向上させ、生活を豊かにし、世界をより良い場所にすることです。
デザイナーの仕事の種類
デザインの世界は非常に広範で、それぞれの分野が特有のスキルセットと知識が必要になってきます。
以下に、主なデザイナーの職種を紹介していきます。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーはロゴ、広告、雑誌、パンフレットなど、印刷物やデジタルメディア向けのビジュアルをデザインするデザイナーです。
視覚的なメッセージを伝えるために、文字、イラスト、色、写真などを巧みに組み合わせます。
グラフィックデザイナーが手掛けるもの
グラフィックデザイナーの主な業務としては以下のようなものがあります。
- ロゴとブランドアイデンティティ
- 企業や製品のためのロゴデザインやアイデンティティの開発。
- 印刷物
- 名刺、レターヘッド、封筒などのステーショナリーデザイン。
- パンフレット、カタログ、年報、フライヤーなどのマーケティング資料。
- 広告デザイン
- 雑誌広告、ポスター、バナー、ビルボードなどの広告用デザイン。
- パッケージデザイン
- 製品のパッケージングとラベルデザイン。
- 出版デザイン
- 書籍、雑誌、新聞のレイアウトとカバーデザイン。
- ウェブデザイン
- インフォグラフィック
- 展示デザイン
- 展示会、イベント、店舗ディスプレイのためのデザイン。
グラフィックデザイナーに必要なスキル
なお、グラフィックデザイナーには、美術やデザインの基本的な理解だけでなく、コンピュータソフトウェア(例えばAdobe Creative Suiteのような)を使ったデザインスキルも求められます。
また、クリエイティビティ、問題解決能力、コミュニケーションスキル、時間管理能力なども重要なスキルとなります。
Webデザイナー
Webデザイナーはwebサイトの外観、レイアウト、及びユーザビリティをデザインするデザイナーです。
多くのウェブデザイナーは、HTML、CSS、JavaScriptなどの基本的なコーディングスキルも持っています。
Webデザイナーが手がけるもの
Webデザイナーの主な業務としては以下のようなものがあります。
- Webサイトのレイアウトデザイン
- LP(ランディングページ)デザイン
- バナー広告デザイン
- レスポンシブデザイン
- さまざまなデバイス(デスクトップ、タブレット、スマートフォン)で適切に表示されるデザイン。
- コーディング
Webデザイナーの具体的な仕事内容や仕事の流れに関しては【Webデザイン】Webデザイナーの具体的な仕事内容や仕事の流れとは?で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
Webデザイナーに必要なスキル
Webデザイナーは、美的なセンスとクリエイティビティ、プログラミングの知識、ユーザーエクスペリエンスに対する理解、そして専門的ツールの使用経験(Adobe Creative Suiteなど)を必要とします。
さらに、時間管理とチームワークのスキルも重要となります。
UI/UXデザイナー
UI/UXデザイナーは、ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の設計を専門とするデザイナーです。
UI/UXデザイナーが手がけるもの
UI/UXデザイナーの具体的な業務としては以下のようなものがあります。
- ユーザーインターフェース(UI)デザイン
- アプリやWebサイトの視覚的な側面、つまりユーザーが直接触れる部分のデザイン。
- ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン
- アプリやWebサイトのユーザーの全体的な体験を設計。
- インタラクションデザイン
- クリック、スワイプ、ホバーなどのアクションに対する動的なレスポンスの考案。
- プロトタイピングとワイヤーフレーミング
- ユーザーリサーチとテスト
- レスポンシブデザイン
- ブランディングとビジュアルアイデンティティ
UI/UXデザイナーに必要なスキル
また、UI/UXデザイナーには、ユーザーセンターの設計原則、インタラクティブデザイン、情報アーキテクチャなどの理解、さらには一部のコーディング知識(HTML、CSS、JavaScript)やデザインツール(Sketch、Figma、Adobe XDなど)のスキルも求められる場合があります。
WebデザイナーとUI/UXデザイナーの違いについて知りたい方はUI/UXデザイナーとWebデザイナーの違い。必要なスキル、給料についてでも解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
インダストリアルデザイナー(産業デザイナー)
インダストリアルデザイナー(産業デザイナー)は物理的な製品やシステムのデザインを手がけるデザイナーです。
家具、車、電化製品など、私たちが日常で使う多くの物理的な製品は、インダストリアルデザイナーの手によって作られます。
インダストリアルデザイナーが手がけるもの
インダストリアルデザイナーの業務には以下のようなものがあります
- 製品コンセプトの考案
- ユーザーリサーチと市場調査
- 家電製品
- 冷蔵庫、洗濯機、オーブン、掃除機など
- 個人用デバイス
- スマートフォン、タブレット、ラップトップなどの
- 乗り物
- 自動車、オートバイ、自転車など
- 工業用、医療用、建設用などの専門的なツールや機器
- スポーツとレジャー用品
- 医療機器とヘルスケア製品
インダストリアルデザイナーに必要なスキル
インダストリアルデザイナーに必要なスキルにはアイデアを視覚化するための手描きスケッチやデジタルイラストレーションスキル、コンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアを使用して精密な3Dモデルを作成する技術などが挙げられます。
また、技術的なスキルだけでなく、創造性や視覚的な洞察力、問題解決能力、そしてユーザーのニーズや動向を理解する能力も必要とします。
ファッションデザイナー
ファッションデザイナーは、衣類、靴、アクセサリーなどの新しいスタイルやトレンドを作り出すデザイナーです。
ファッションデザイナーはデザインの概念化から製品の製造まで、ファッションアイテムのライフサイクル全体をカバーしています。
ファッションデザイナーが手がけるもの
ファッションデザイナーの主な業務としては以下のようなものがあります。
- トレンドリサーチと市場分析
- 衣服デザイン
- ドレス、スーツ、コート、スカート、パンツ、シャツなど
- 衣服のシリーズやコレクションの開発
- アクセサリーデザイン
- 素材選定と色彩学
- 生地、糸、装飾品などの素材選定
- 製造プロセスの監督、サンプルの検査、最終製品の品質確認
- ブランディングとマーケティング
ファッションデザイナーに必要なスキル
ファッションデザイナーには、視覚的な感覚、創造性、技術的な製図スキル、そして時にはビジネスやマーケティングの知識も必要とします。
また、特定のアイテム(例えば、ウェディングドレスやスポーツウェア)や、特定の市場(例えば、高級ファッションや大量市場向け)に特化するファッションデザイナーもいます。
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーは、建物内部の空間計画を設計し、その機能性とデザイン性を向上させる専門家です。
これは住宅、オフィス、商業施設、公共施設など、さまざまな種類の建物に適用されます。
インテリアデザイナーが手がけるもの
インテリアデザイナーの主な役割は以下の通りです。
- 居住空間のデザイン
- 家庭内のリビングルーム、キッチン、寝室、バスルームなどの個々の部屋の設計
- 商業空間のデザイン
- 店舗、レストラン、ホテル、オフィスなどの商業施設の内装デザイン
- 色彩計画と素材選定
- 壁の色、床材、天井デザイン、カーテンや家具の布地など、色と素材の選択
- 照明デザイン
- 自然光と人工照明のバランスを考慮した照明デザイン
- 家具の選定、配置、カスタムメイド家具の選定
- 法的要件を満たすデザイン設計
- クライアントのニーズに合わせたカスタマイズされたデザインの提供
インテリアデザイナーに必要なスキル
これらの任務を遂行するために、インテリアデザイナーは空間計画、色理論、材料学、建築コード、CAD(コンピュータ補助設計)などの知識が必要です。
さらに、デザイナーはクリエイティブな問題解決能力、人間工学、持続可能な設計の原則、および通信スキルも必要とします。
プロダクトデザイナー
プロダクトデザイナーはユーザーにとって使いやすく、かつ魅力的な製品を設計する職種です。
これは物理的な製品(家具、家電、車など)だけでなく、デジタル製品(アプリケーション、ウェブサイトなど)も含まれます。
プロダクトデザイナーが手がけるもの
プロダクトデザイナーの主な業務は以下の通りです。
- 製品のコンセプトとアイデアの考案
- 市場のニーズやトレンドの分析
- 製品のUI・UXデザインとプロトタイピング
- 技術と材料の選択
- 製品の機能と耐久性を実現するための最適な技術と材料の選択
- エンジニア、マーケティング担当者、製造チームとのコミュニケーション
- プロトタイプや最終製品のユーザーテスト
- 市場導入と後続のサポート
プロダクトデザイナーに必要なスキル
プロダクトデザイナーは、視覚的なデザインスキル、エンジニアリングの基礎知識、ユーザーエクスペリエンス設計の理解、そして複雑な問題解決の能力を持つことが求められます。
ゲームデザイナー
ゲームデザイナーは、ビデオゲームのコンセプトを作り出し、そのゲームがどのように機能するかを決定する役割を果たします。
ゲームのルール、ストーリーライン、キャラクター、オブジェクト、ダイアログ、インターフェースデザイン、ゲームプレイのメカニズム、そしてレベルデザインを開発します。
ゲームデザイナーが手がけるもの
ゲームデザイナーの主な業務内容は以下の通りです。
- ゲームコンセプトの考案
- 現在のゲーム市場のトレンド、競合他社の分析
- ゲームプレイの設計
- ゲームのルール、チャレンジ、メカニクスを設計
- ストーリーとキャラクターの開発
- ゲームの背景、物語、キャラクターのバックストーリー制作
- レベルデザイン
- ゲーム内の各レベルやステージのレイアウト設計
- ゲームの操作方法、メニュー、ヘルプシステムなどのUI・UX設計
- プロトタイピングとテスト
- プログラマー、アーティスト、サウンドデザイナーなど他の開発チームメンバーと協力
ゲームデザイナーに必要なスキル
ゲームデザイナーになるには、ゲーム開発の基礎知識、強力な創造力、問題解決の能力、複雑なシステムを理解し設計する能力、そして強力なコミュニケーションスキルが必要です。
また、プログラミングの知識やアートとアニメーションの基礎知識も重要であり、特にフリーランスや個人でやっているゲームデザイナーの場合は、これらのスキルが求められることがあります。
イラストレーター
イラストレーターは、書籍、雑誌、広告、ウェブサイトなどのためのオリジナルイラストを作成するデザイナーです。
イラストレーターは特定のスタイルやテクニックに熟練していることが多く、広告業界、出版業界、アニメーション業界などで活躍することができます。
イラストレーターが手がけるもの
イラストレーターは、子供向けの書籍、ファッション、広告など、様々な種類のものを手がけます。
- 本と雑誌のイラスト
- 児童書、小説、教科書、雑誌記事などの挿絵
- 広告イラスト
- プリント広告、ポスター、パンフレット、ビラ等
- キャラクターデザイン
- アニメーション、ビデオゲーム、玩具、マーチャンダイズ用のキャラクター
- ファッションイラスト
- ファッションデザインのコンセプト、服のスケッチ、アクセサリー
- ゲームアート
- ビデオゲームやボードゲームのキャラクター、背景、アイテムのデザイン
- エディトリアルイラスト
- 新聞、オンライン記事、ブログ
- グリーティングカードと招待状
- 祝日、特別なイベント、結婚式の招待状などのためのデザイン
イラストレーターに必要なスキル
イラストレーターになるには、描画の技術、色彩理論、構図、デザインの原則、そしてデジタルツール(例えばAdobe IllustratorやPhotoshopなど)の知識が必要です。
また、自己表現のスキル、クリエイティビティ、視覚的な問題解決の能力、そしてクライアントとのコミュニケーションスキルも重要です。
未経験者はWebデザイナーがおすすめ
中でも特におすすめなのがwebデザイナーの仕事です。Webデザイナーは、webサイトのビジュアルをデザインする役割を担っています。
インターネットがますます重要になる現代社会で、webデザイナーの需要は高まっています。
さらに、デジタルスキルを磨くことで、将来的にはUI/UXデザインやフロントエンド開発など、他の職種に進む道も広がります。
Webデザイナーがおすすめの理由
- 高い需要
- 学習コスト
- 技術的なスキル
- リモートワークの可能性
- 自己実現
高い需要
デジタル化が進む現代社会では、企業や組織はよりクオリティの高いwebサイトを持つことが必要不可欠になっています。
そのため、webデザイナーの需要は高く、これは将来的にも続くと予想されます。
学習コスト
Youtubeなどの無料のコンテンツがいつでも見れるようになった現代では、勉強も無料でできる機会が増えました。
Webデザインはパソコン一つで勉強ができるため、インテリアデザインやファッションデザインなどに比べ、学習コストは抑えられます。
技術的なスキル
webデザイナーは、webに特化している職業のため、グラフィックデザイナーやUI/UXデザイナーなどの多数の媒体を取り扱う職業に比べて、初心者にとっては比較的簡単に技術を取得することができる職業です。
リモートワークの可能性
webデザイナーの仕事はインターネットがあればどこでもできるため、リモートワークや自由な働き方を選ぶことが可能です。
自己実現
自分が設計したウェブサイトが実際に人々に使われ、その結果を直接見ることができるのは大きな達成感を感じることができます。
未経験者がWebデザイナーになるには
Webデザイナーになるには、特定のスキルや教育が必要です。
以下にそのステップを紹介していきます。
Step1:基本的な技術スキルの習得
Step2:コーディングスキルの習得
Step3:ポートフォリオの作成
Step4:ネットワーキングと実践経験
Step1:基本的な技術スキルの習得
webデザイナーになるには、まずはデザインの基礎やツール(PhotoshopやIllustrator)の使い方、バナーデザイン、webデザインといった基礎的なスキルが必要になってきます。
まずはこれらの技術を取得しましょう。
webデザイナーとして基本的に押さえておくべきスキルは以下です。
- デザインの基礎(空間、形、色、バランス、フォントなど)
- Photoshopの基本操作
- Illustratorの基本操作
- Webデザインツール(AdobeXD,、Figma、Sketchなど)
デジタルハリウッド STUDIO by LIG
実績あるカリキュラムをベースにこれまで9万人以上のクリエイターを輩出。料金→安、授業クオリティ→高。
入学金 | 0円 |
料金 | 165,000円(税込)〜 |
学び方 | 通学とオンライン |
校舎 | 上野校、池袋校、大宮校、北千住校、川崎校、町田校他 |
就職サポート | ○ |
運営会社 | 株式会社LIG |
Step2:コーディングスキルの習得
コーディンスキルに関しては必須ではありません。
ただし、ある程度コーディングの知識を持っておくことで、のちの業務で自分に付加価値を与えてくれます。
Step3:ポートフォリオの作成
ある程度デザインの基礎が分かり、webデザインにも慣れてきたら、作成したwebデザインをポートフォリオとして公開することが重要です。
ポートフォリオは、あなたが何をできるかをのちの雇用主やクライアントに示す重要な手段です。
Step4:実践経験を積む
ポートフォリオの作成が終わったら、あとは実務経験を積むだけです。
いきなり会社に入ったりフリーランスとして活動するにはハードルが高いと思った方は、まずは、クラウドソーシングサービスなどで、経験を積むのがおすすめです。
まとめ
デザインの世界は多種多様で、あなたの才能とスキルを最大限に発揮できる職種がきっとあります。
特にwebデザイナーは、デジタル時代に必要なスキルを磨き、幅広いキャリアパスを開くことができます。
自分に合ったデザインのキャリアを見つけ、創造性を生かして働くことの喜びを体験しましょう。