【Google Chrome】おすすめの拡張機能30選!開発にも有効!
Google Chromeは世界で最も人気のあるブラウザの一つです。
その多機能性とカスタマイズの容易さが多くのユーザーを魅了していますが、その中でも特に役立つのが「拡張機能」です。
本記事では、Google Chromeをさらに便利に、そして開発作業をより効率的にするためのおすすめ拡張機能を30個紹介します。
Google Chromeの拡張機能とは?
Google Chromeの拡張機能とは、Google Chromeブラウザの機能を拡張し、カスタマイズするための小さなプログラムです。
これらはユーザーがインターネットをより便利に、そして効率的に使えるようにするために、様々な機能を提供しています。
これらはChrome Web Storeからダウンロードして簡単にインストールできます。
Google Chrome以外のブラウザに関しては5大webブラウザ徹底比較!Chrome、Firefox、Safari、Opera、Edgeで詳しく紹介していますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
拡張機能の種類にはどんなものがある?
Chromeの拡張機能には主に以下のような種類があります。
- 生産性向上
- セキュリティとプライバシー
- 開発者用ツール
- カスタマイズとテーマ
- エンターテイメント
生産性向上
タスク管理、メモ取り、時間追跡などの機能を提供して生産性を向上させます。
セキュリティとプライバシー
広告ブロッカー、VPNサービス、パスワード管理など、オンラインでの安全とプライバシーを強化してくれます。
開発者ツール
ウェブ開発を支援するための様々なツールが含まれており、コードのデバッグ、パフォーマンス分析、デザイン改善などが行えます。
カスタマイズとテーマ
ブラウザの外観を変更し、自分の好みのものに変更ができます。
エンターテイメント
ゲーム、音楽、ビデオストリーミングなど、余暇の時間に楽しむことができる拡張機能もあります。
Google Chromeの拡張機能の注意点
Google Chromeの拡張機能は便利な機能を提供する反面、その使用にはいくつかの注意が必要です。
以下の点に注意してください。
- セキュリティリスク
- プライバシーの保護
- パフォーマンスへの影響
- 保守や管理を忘れずに行う
- 自動更新の設定しておく
セキュリティリスク
信頼できる開発者からの拡張機能を選ぶことが重要です。
レビューや評価、開発者の評判をチェックし、怪しいまたは不明なソースの拡張機能のインストールは避けるようにしましょう。
プライバシーの保護
一部の拡張機能は、ブラウジングデータや個人情報を収集することがあります。
プライバシーポリシーやユーザーレビューを通じて、どのようなデータが収集され、どのように使用されるかを理解しておきましょう。
パフォーマンスへの影響
拡張機能はメモリやCPUのリソースを消費することがあります。
多くの拡張機能を同時に使用すると、ブラウザやシステム全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
保守や管理を忘れずに行う
定期的にインストールされている拡張機能をレビューし、不要または使用していない拡張機能を削除してください。
これにより、セキュリティリスクを減らし、ブラウザのパフォーマンスを保つことができます。
自動更新の設定しておく
開発者はセキュリティの脆弱性を修正するために拡張機能を定期的に更新しています。
自動更新が有効になっていることを確認し、最新のバージョンを使用していることを確認してください。
Google Chromeの拡張機能のインストール方法
Google Chromeの拡張機能をインストールする方法は簡単です。
以下の手順に従って、お求めの拡張機能をChromeブラウザに追加してみましょう。
ステップ①: Chrome Web Storeにアクセスする
Google Chromeを開く
Chromeブラウザを開始してください。
Chrome Web Storeに移動する
アドレスバーに「chrome.google.com/webstore」を入力し、Enterキーを押します。
または、Googleで「Chrome Web Store」を検索し、検索結果からアクセスすることもできます。
ステップ②: 拡張機能を検索する
検索バーを使用する
Web Storeのトップページにある検索バーに、インストールしたい拡張機能の名前または関連するキーワードを入力します。
カテゴリで探す
特定の拡張機能を探していない場合は、ブラウザの左上にある「探す」、「拡張機能」を使用して拡張機能を探すことができます。
ステップ③: 拡張機能を選択する
拡張機能をクリック
興味のある拡張機能を見つけたら、それをクリックして詳細ページを表示します。
説明、ユーザーレビュー、関連するスクリーンショットなど、提供されている情報を確認してください。
ステップ④: 拡張機能をインストールする
「Chromeに追加」をクリック
拡張機能の詳細ページで、「Chromeに追加」という青いボタンをクリックします。
拡張機能を追加をクリック
ポップアップウィンドウが表示され、拡張機能が要求する権限と機能について説明されます。
内容を確認し、問題がなければ「拡張機能を追加」をクリックします。
ステップ⑤: 拡張機能を管理する
拡張機能アイコンを表示させる
拡張機能は、インストール後にブラウザのツールバーにアイコンを追加します。
これをクリックすると、拡張機能のオプションや機能にアクセスできます。
ピンマークをクリックすることでツールバーにアイコンが追加されます。※ピンマークが青に変われば追加されていることを意味しています。
拡張機能ページにアクセスします。
Chromeのメニュー(右上の三点リーダー)から「その他のツール」>「拡張機能」を選択することで、インストールした拡張機能の一覧を表示し、管理することができます。
ここで、拡張機能を有効/無効にしたり、削除したりすることができます。
Google Chromeおすすめの拡張機能10選
以下では、一般的におすすめな拡張機能をご紹介しています。
- Google 翻訳
- Shazam
- Google Mail Checker
- SimilarWeb
- DeepL翻訳
- AdBlock
- Grammarly
- Honey
- OneTab
- Pushbullet
Google 翻訳
ウェブページのテキストを選択して即座に翻訳することができます。
翻訳したいテキストをウェブページ上で選択し、右クリックメニューから「Google 翻訳」を選びます。または、ウェブページ全体を翻訳するには、アドレスバーのアイコンをクリックします。
Shazam
この拡張機能は、現在ブラウザで再生中の音楽を識別し、曲名やアーティスト情報を探してくれます。
曲を識別したいときにShazamアイコンをクリックし、自動的に現在再生中の音楽を識別します。
Google Mail Checker
未読のGmailメッセージの数を表示し、新しいメールが届いたときに通知してくれます。
Google Mail Checkerのアイコンをクリックすると直接Gmailの受信トレイにアクセスできます。
SimilarWeb
訪問しているウェブサイトのトラフィック統計と分析情報を提供します。
ウェブサイトを訪問中にSimilarWebのアイコンをクリックすると、そのサイトのトラフィックデータやユーザーエンゲージメント情報が表示されます。
DeepL翻訳
高品質な翻訳を提供するDeepL翻訳サービスの拡張機能です。
翻訳したいテキストを選択し、右クリックで「DeepLで翻訳」を選択するか、アイコンをクリックして翻訳ウィンドウを開きます。
※事前にDeepLにログインする必要があります。
AdBlock
広告をブロックし、ストレスなくインターネットを見ることができます。
インストール後は自動的に広告をブロックしますが、設定をカスタマイズして特定のサイトでのブロックを解除することもできます。
Grammarly
スペルチェックと文法チェックをしてくれる拡張機能です。
テキスト入力フィールドに文章を入力すると、自動的に文法やスペルの提案が表示されます。
Honey
オンラインショッピング時に自動的に最適なクーポンコードを見つけてくれます。
オンラインショッピングのチェックアウト時にHoneyアイコンをクリックしてクーポンを適用します。
OneTab
開いているタブをリストに変換してメモリ使用量を削減し、整理することができます。
多数のタブを開いているときにアイコンをクリックすると、すべてのタブがリストに変換され、のちにアクセスできるようになります。
Pushbullet
スマートフォンとコンピューター間で通知、メッセージ、ファイルなどを簡単に共有することができます。
Pushbulletにログインした後、Pushbulletのアイコンをクリックし、テキストメッセージを送信したり、リンクやファイルを共有したりします。
開発におすすめの拡張機能20選
ここではプログラマーやコーダーにとても役立つ拡張機能を20個厳選して紹介していきます。
- Save to Pocket
- Wappalyzer
- DevTools Author
- WebChatGPT
- Editing for Docs, Sheets & Slides
- JSON Formatter
- WhatFont
- ColorZilla
- Page Ruler
- Dimensions
- CSS Peeper
- CSSViewer
- Window Resizer
- Live editor for CSS, Less & Sass — Magic CSS
- Lighthouse
- Web Maker
- Image Downloader
- GoFullPage
- Gyazo
- HTMLエラーチェッカー
Save to Pocket
Save to Pocketは、ウェブページ、記事、ビデオなどを保存して後で読むことができます。
保存されたコンテンツはすべてのデバイスで同期され、オフラインでもアクセス可能です。
記事やページをクリックしてPocketアイコンを選択し、後で読むために保存しておきます。
Wappalyzer
閲覧中のウェブサイトが使用している技術(CMS、サーバー、Javascriptのフレームワーク、データベースなど)がどんなものなのかを見ることができます。
ウェブページを訪問し、Wappalyzerアイコンをクリックすることでそのサイトで使用されている技術を確認することができます。
DevTools Author
DevTools Authorは、Chrome Developer Toolsの外観やその他の設定をカスタマイズするための拡張機能です。
テーマ、フォント、カスタムスタイルなどを調整できます。
Chromeのデベロッパーツールを開き、DevTools Authorの設定からテーマやフォントをカスタマイズします。
WebChatGPT
検索したブラウザ上にChatGPTやBard、BingといったAIチャットサービスを同時に利用できる拡張機能です。
インストールすることでブラウザ上の検索結果に自動で表示されるようになります。
Editing for Docs, Sheets & Slides
この拡張機能を使うと、Microsoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)をChromeブラウザで直接表示、編集できます。
ファイルはGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドに変換されます。
Officeファイルをダウンロードせずに直接Chromeで開き、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドに保存します。
JSON Formatter
JSON Formatterは、JSONデータを見やすく整形し、シンタックスハイライトやツリー構造の表示を提供します。
JSON形式のデータを含むウェブページを開くことで、自動的に整形された読みやすい形式に変換してくれます。
WhatFont
クリックするだけでウェブページで使用されているフォントを識別します。
WhatFontのアイコンをクリックし、ページ上のテキスト上にカーソルを合わせることで、使用されているフォントが確認できます。
ColorZilla
ページ上の任意のポイントから正確な色をピックアップし、RGBやHEXなどの形式で色情報を提供します。
ColorZillaのアイコンをクリックし、ページ上の任意の要素をクリックして色を選択し、その色のコードを取得することができます。
Page Ruler
ウェブページ上の要素の幅、高さ、位置を正確に測定します。
Page Rulerのアイコンをクリックし、ページ上でドラッグしてルーラーを作成し、要素の寸法を測定します。
Dimensions
マウスカーソルを使って、要素間や画像、ボタン、フォームフィールドなどの寸法を測定します。
Dimensionsのアイコンをクリックし、ページ上でカーソルを利用して要素間のスペースやサイズを測定できます。
CSS Peeper
クリック一つでウェブサイトのCSSを調べ、プロパティを見ることができます。
CSS Peeperのアイコンをクリックし、ウェブページ上の要素をクリックすることで、そのCSSプロパティを表示してくれます。
CSSViewer
マウスを要素にホバーすると、そのCSSプロパティを即座に表示します。
CSS Peeperとの違いは要素をクリックするかホバーするかです。
CSSViewerのアイコンをクリックし、ページ上の要素にカーソルを合わせると、そのCSSプロパティが表示されます。
- CSS Peeper:CSSプロパティをコピーしたい場合
- CSSViewer:CSSプロパティの確認だけしたい場合
Window Resizer
ウェブページを表示するためのブラウザウィンドウのサイズを変更することができます。
Window Resizerのアイコンをクリックし、適用したいウィンドウサイズに変更します。
Magic CSS
リアルタイムでCSS、Less、Sassを編集できる拡張機能です。
コードの変更が即座にウェブページに反映されるため、デザイン調整とトラブルシューティングが可能です。
Magic CSSのアイコンをクリックし、ページ上のスタイルをリアルタイムで編集し、変更を即座に確認することができます。
Lighthouse
Lighthouseはウェブサイトのパフォーマンス、アクセシビリティ、SEOなどを分析するためのツールです。
Lighthouseアイコンをクリックして、「レポートを作成する」ボタンをクリックすると、ウェブページのパフォーマンスやアクセシビリティを分析し、結果を表示してくれます。
Web Maker
Web Makerはオフラインでも使えるコードエディタで、HTML、CSS、JavaScriptを使ったフロントエンドの実験や学習ができます。
新しいタブでWeb Makerを開き、HTML/CSS/JavaScriptのコードを記述してリアルタイムで結果を確認できます。
Image Downloader
この拡張機能を使用すると、表示中のウェブページに含まれる画像を一覧表示し、選択して一括でダウンロードできます。
Image Downloaderのアイコンをクリックすると、ウェブページ上の画像を一覧表示してくれるので、保存したい画像を選択してダウンロードします。
GoFullPage
ウェブページ全体のスクリーンショットを撮影し、一枚の画像として保存します。
ページ全体をスクロールしながらキャプチャするため、長いページも問題ありません。
対象のページを開き、GoFullPageのアイコンをクリックすると、ページ全体のスクリーンショットを撮影することができます。その後、PNGやPDFとして保存することができます。
Gyazo
画面の任意の範囲をクリックしてドラッグするだけで瞬時にキャプチャし、画像やGIFとして共有できるツールです。
Gyazoのアイコンをクリックすると、スクリーンショットのサイズを選択できます。サイズを選択後、ドラッグして保存したい部分を選択することでスクリーンショットを撮ることができます。
HTMLエラーチェッカー
HTMLエラーチェッカーは、ウェブページのHTMLをリアルタイムで検証し、構文エラーや非推奨の要素、その他の問題を検出する拡張機能です。
ウェブページを開いてHTMLエラーチェッカーのアイコンをクリックすると、HTMLのエラーや警告を確認することができます。
まとめ
Google Chromeの拡張機能は、ブラウザ機能をカスタマイズし、生産性を向上させてくれる強力なツールです。
この記事で紹介した拡張機能は、日常の使用はもちろんのこと、ウェブ開発作業を効率的に進めるために有効的です。
自分のニーズに合った拡張機能を見つけて、Google Chromeの可能性を最大限に引き出しましょう。