【無料】AdobeXDでデザイン力を倍増させるおすすめプラグイン10選
Adobe XDは、UI/UXデザインやwebデザインの分野で高く評価されているツールです。
Adobe XDの真の強みは、豊富なプラグインによる機能の強化です。
しかし、実際にどのプラグインをインストールしたら良いのかわからない人も多いのではないのでしょうか。
本記事では、そんな方に向けてデザイン力を倍増させてくれるおすすめプラグインを10個ピックアップしご紹介していきます。
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Adobe XDのプラグインとは
Adobe XDのプラグインは、追加ツールや機能をXDに統合するためのものです。
これにより、基本の機能を超えてユーザーエクスペリエンスデザインやプロトタイピングを拡張・効率化することができます。
多くのプラグインはAdobeの公式マーケットで提供されており、無料または有料で利用できます。
また、Adobe XDはオープンAPIを持っているので、特定のニーズに合わせてカスタムプラグインを作成することも可能です。
外部のサービスやツールとの統合も、これらのプラグインを通じて容易になります。
プラグインを使用する際の注意点
Adobe XDでプラグインを使用する際、以下の点に注意しておきましょう。
- 互換性を確認する
- 公式なソースからダウンロードする
- プライバシーに注意
- 定期的なアップデート
- 重複する機能の確認
- 不要なプラグインのアンインストール
互換性を確認する
すべてのプラグインが最新のAdobe XDバージョンと完全に互換性があるわけではありません。
プラグインをインストールする前に、そのプラグインが現在のXDバージョンと互換性があるかどうかを確認してください。
公式なソースからダウンロードする
セキュリティ上のリスクを回避するために、Adobe XDの公式ストアや信頼性のある第三者のソースからのみプラグインをダウンロードしてください。
プライバシーに注意
プラグインによっては、ユーザーデータを収集するものがあります。
利用規約やプライバシーポリシーを確認し、どのような情報が収集され、どのように使用されるのかを理解してください。
定期的なアップデート
プラグインの開発者は、バグの修正や新機能の追加のために定期的に更新を行うことがあります。
プラグインを最新の状態に保つことで、セキュリティリスクや不具合のリスクを低減できます。
重複する機能の確認
異なるプラグインが同じタイプの機能を提供する場合があります。
これらのプラグインが競合する可能性があるため、機能の重複を避けるよう注意してください。
不要なプラグインのアンインストール
いくつかのプラグインは、特に大きなデザインファイルを扱う際にAdobe XDのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
不要なプラグインは無効化するかアンインストールして、パフォーマンスの問題を避けるよう努めてください。
プラグインのインストール方法
Adobe XDでプラグインを利用するための一連の手順は以下の通りです。
ステップ①:Adobe XDを開く
まずはAdobe XDを開きます。
アプリケーションが開いたら、インターフェースの左側に表示されるバーを確認してみてください。ここにいくつかのアイコンが並んでいます。
ステップ②:プラグインのアイコンをクリック
アイコン群の最下部にある四角いアイコンがプラグインのアイコンです。このアイコンをクリックすると、プラグインパネルが開きます。
ステップ③: プラグインストアに移動
プラグインパネルが開いたら、左上にある「+」アイコンをクリックします。これにより、Adobe XDのプラグインストアに移動します。
ステップ④: プラグインの検索
プラグインストアに到着すると、検索バーが目に入るはずです。ここにインストールしたいプラグインの名前を入力します。
プラグインの名前が分からない場合や、新しいプラグインを探している場合は、カテゴリや人気度、評価などによってプラグインを検索できます。
ステップ⑤: プラグインページに進む
探しているプラグインを見つけたら、そのプラグインのページに進みます。プラグインのページでは、詳細な説明、評価、レビューなどが表示されています。
ステップ⑥: インストールする
プラグインのページで「インストール」ボタンをクリックします。続いて表示されるポップアップで「許可する」を選択します。これでプラグインのインストールは完了です。
インストールしたプラグインは、先ほどのプラグインパネルからアクセスできます。
以上がAdobe XDのプラグインのインストール手順です。プラグインの数や種類は無数にあり、それぞれが特定の作業を助ける機能を持っています。インストールするプラグインは、自分の作業スタイルや必要な機能によって選ぶと良いでしょう。
おすすめのプラグイン10選
以下、本記事で紹介するプラグイン10選です。
- UI Faces
- Icons 4 Design
- Content Generator
- Mimic
- Undraw
- Rename It
- Fancy Maps
- Whiteboard
- Tategaki
- VizzyCharts
UI Faces
概要
UI Facesは、人物の顔写真をプロジェクトに追加するためのプラグインです。
アバター画像が必要なユーザーインターフェースデザインに特化しています。
特長
UI Facesプラグインでは、複数の無料の顔写真提供サイトから画像を取得できます。
Unsplash、Diversity Avatars、Tiny Faces、Random User、This Person Does Not Existなど、複数のソースから選べます。
さらに、UI Facesでは、取得する顔写真について年齢、性別、髪の色、表情などのフィルターを設定することができます。
これにより、特定のパーソナを持つアバター画像を素早く見つけることが可能です。
使用方法
UI Facesを使用するには、まずAdobe XD内で形状を選択します。
これが後で顔写真が配置される領域となります。
選択したら、UI Facesプラグインを起動します。
画像ソース、フィルター条件を設定し、「Select Photos」をクリックします。
すると選択した条件に基づいた画像が一覧で表示されますので、好みの画像を選択し「Apply」をクリック。
その後形状に顔写真が配置されます。
Icons 4 Design
概要
Icons 4 Designは、Adobe XDで使える無料のアイコンセットを提供するプラグインです。
このプラグインを使うと、さまざまなアイコンを直接Adobe XDの作業スペースに挿入できます。
特長
Icons 4 Designでは、50,000以上のアイコンを提供しており、すべて無料で使用することができます。
アイコンはさまざまなカテゴリーに分けられているので、必要なアイコンを素早く見つけることができます。
また、各アイコンはベクターフォーマットで提供されているため、サイズを自由に調整できます。
さらに色や形も自由に編集可能なため、自分のデザインに完全に合わせることができます。
使用方法
Icons 4 Designを使うには、プラグインパネルからIcons 4 Designを選択し、アイコンを検索します。
目的のアイコンを見つけたら、それをクリックしてデザインキャンバスに挿入します。
Content Generator
概要
Content GeneratorはAdobe XDで使用できるプラグインで、プロトタイピングの際にダミーデータを自動生成することができます。
このダミーデータには、名前、住所、画像など、様々なカテゴリがあります。
特長
Content Generatorの一番のメリットは、デザイナーが文字データを手動で入力する手間を省き、デザイン業務に集中できることです。
また、リアルなデータを使用することで、デザインが実際のユーザー体験にどのようにフィットするかをより正確に評価できます。
さらに、Content Generatorは非常に簡単に使用でき、自動生成されるデータのタイプも豊富です。
名前、電話番号、電子メールアドレス、画像など、多岐にわたる情報を自動生成できます。
使用方法
Content Generatorを使用するには、まずAdobe XDでテキストボックスを選択し、Content Generatorプラグインをクリックします。
すると必要なデータのタイプを選択できるので、作成したいタイプの形式を選択します。
すると、選択した項目にデータが自動的に挿入されます。
Mimic
概要
Mimicは、既存のウェブサイトのデザインをAdobe XDにインポートするためのプラグインです。
デザイナーは、ウェブサイトのURLを入力するだけで、そのページのデザイン要素をAdobe XDにコピーすることができます。
特長
Mimicは、ウェブデザインのインスピレーションを得る際に非常に有用です。
特に、既存のサイトのレイアウトやカラースキームを参考にしたいときや、競合他社のウェブサイトを分析したいときに重宝します。
Mimicは、ウェブサイトからテキスト、画像、カラー、レイアウトなどの要素を抽出し、それらをAdobe XDのデザインキャンバスにレイアウトします。
これにより、そのウェブサイトのデザインを再現したり、それに基づいて新しいデザインを作成したりすることができます。
使用方法
Mimicを使用するには、まずMimicプラグインを起動し、インポートしたいウェブサイトのURLを入力します。
次に、「Import」ボタンをクリックすると、ウェブサイトのデザイン要素がAdobe XDのデザインキャンバスに自動的に配置されます。
ただし、Mimicはウェブサイトのデザインをコピーするツールであり、そのデザインをそのまま使用することは著作権侵害に当たる可能性があります。
そのため、Mimicを使用する際は、インスピレーションを得る目的で使用し、必ずオリジナルのデザインを作成するようにしましょう。
undraw
概要
Undrawは、Adobe XDで利用できる無料のベクターイラストのライブラリです。
このプラグインを利用することで、数千ものオープンソースのベクターイラストを、直接Adobe XDのプロジェクトに挿入できます。
特長
Undrawの特長は、その豊富なイラストのバリエーションと、カスタマイズの自由度です。イラストは、ビジネス、マーケティング、テクノロジー、デザインなど、多岐にわたるテーマで提供されています。
また、各イラストはSVG形式で提供されており、色やサイズ、形状などを自由に編集できます。
Undrawのイラストは、すべて無料で、商用・非商用問わず利用可能です。
これにより、デザイナーは自分でイラストを一から作成する時間を大幅に節約できます。
使用方法
Undrawプラグインを使用するには、まずプラグインパネルからUndrawを開きます。
次に、提供されているイラストから適切なものを選び、それをAdobe XDのデザインキャンバスにペーストします。
Cmd/Ctrl + V or 右クリック & 貼り付け
Rename It
概要
Rename Itは、Adobe XDのレイヤーやアートボードの名前を一括で変更することができるプラグインです。
大量のレイヤーやアートボードを管理する際に非常に役立ちます。
特長
Rename Itの一番の特長は、その便利な一括リネーム機能です。
特に、複数のレイヤーやアートボードにシーケンス番号をつけたいときや、特定のキーワードで名前を一括で書き換えたいときに重宝します。
また、このプラグインを使うと、レイヤーやアートボードの名前を一覧で確認し、それに基づいて整理することが可能になります。
これにより、デザインプロジェクト全体の管理が容易になります。
使用方法
Rename Itを使用するには、まずAdobe XDで名前を変更したいレイヤーまたはアートボードを選択します。
次に、Rename Itプラグインを起動し、新しい名前を入力または選択します。
そして、「Rename」ボタンをクリックすると、選択した項目の名前が一括で変更されます。
Fancy Maps
概要
Fancy Mapsは、Adobe XDでカスタマイズ可能な地図を挿入するためのプラグインです。
ユーザーは指定した場所の地図を簡単にプロジェクトに挿入し、そのスタイルを自由に調整することができます。
特長
Fancy Mapsの主な特長は、その柔軟性と便利さです。地名や座標を入力するだけで、その場所の地図を生成します。
生成された地図はベクトル形式であり、その色や線の太さ、透明度などを自由に調整できます。
また、Fancy Mapsは衛星画像の挿入にも対応しています。
デザインによりリアルな地図を取り入れたい場合にも便利です。
使用方法
Fancy Mapsを使用するには、Adobe XD内で新しい領域を選択し、Fancy Mapsプラグインを起動します。
次に、地名や座標を入力し、「Apply Map」ボタンをクリックします。
すると、選択した領域に地図が挿入されます。
生成された地図はベクトル形式であるため、Adobe XDの通常のツールを使って色や形状を編集することが可能です。
さらに、衛星画像を挿入することも可能です。
Whiteboard
概要
Whiteboardは、Adobe XD内でホワイトボードのように使えるプラグインです。
チームメンバーやクライアントとのアイデアの共有やブレインストーミングを直感的に行うことができます。
特長
Whiteboardの特長は、リアルタイムで共有と協働が可能な点です。
ユーザーはAdobe XD内でスティッキーノートを配置したり、手書きのメモを残したり、さらには形状や線を描くことができます。
これらはすべて同期され、チームメンバーやクライアントと共有することが可能です。
さらに、Whiteboardはテンプレート機能を提供しています。
これを使えば、SWOT分析やカスタマージャーニーマップなど、デザイン思考の手法を効率よく適用することができます。
使用方法
Whiteboardを使用するには、Adobe XDのプラグインパネルからWhiteboardを開きます。
次に、新しいボードを作成し、必要に応じてテンプレートを選択します。
その後、「Start Drawing」を使ってアイデアを描き出し、それらを他のメンバーと共有することができます。
Tategaki
概要
Tategakiは、Adobe XDで縦書きテキストを作成するためのプラグインです。
日本語の伝統的な縦書きスタイルをデザインプロジェクトに取り入れることが可能になります。
特長
Tategakiの特長は、日本語の縦書きテキストを簡単に作成できることです。
本来、Adobe XDは横書きテキストを前提としたデザインツールですが、Tategakiを使用することで縦書きのテキストボックスを作成できます。
縦書きテキストは、デザインのバリエーションを増やすだけでなく、特定のコンテンツ(例えば、和風のデザインや日本語の書籍など)に対しては非常に効果的です。
使用方法
Tategakiはgithubからダウンロードして使用する必要があります。
Tategakiを使用するには、Adobe XDでテキストボックスを作成し、その中にテキストを入力します。
次に、Tategakiプラグインを起動し、「縦書きに変換」ボタンをクリックします。
これにより、選択したテキストボックスのテキストが縦書きに変換されます。
Tategakiは、特に日本語のデザインを扱う際に非常に便利なプラグインです。
これにより、一般的な西洋のデザインツールであるAdobe XDでも、日本独自の表現方法を用いることができます。
VizzyCharts
概要
VizzyChartsは、Adobe XDで直感的にデータビジュアライゼーションを作成できるプラグインです。
バーグラフ、円グラフ、折れ線グラフなど、さまざまな種類のグラフを簡単に作成することができます。
特長
VizzyChartsの一番の特長は、そのシンプルさと多機能さです。
ユーザーがすることは、データを入力し、グラフのタイプを選択するだけ。
これで、一瞬で見栄えの良いデータビジュアライゼーションが作成できます。
さらに、VizzyChartsはグラフの色や形状、サイズなどを自由にカスタマイズできるため、自分のデザインに完全に合わせることが可能です。
使用方法
VizzyChartsを使用するには、まずAdobe XDで新しいアートボードを作成し、そこにグラフを描きたい場所を選択します。
次に、VizzyChartsプラグインを起動し、グラフのタイプとデータを入力します。
その後、「Create」ボタンをクリックすれば、選択した場所にグラフが自動的に作成されます。
VizzyChartsは、データを視覚的に表現することで、情報の伝達を効率的かつ効果的に行うための強力なツールです。
そのため、特にデータを多く扱うデザインプロジェクトにおいて非常に役立ちます。
まとめ
以上、Adobe XDでデザイン力を倍増させるためのおすすめプラグイン10選をご紹介しました。
これらのプラグインを駆使することで、デザインの幅が広がり、作業効率も格段に上がることでしょう。
ご自身のAdobe XDをさらに効率的なものにするために、ぜひこれらのプラグインを試してみてください。