Webデザイナーに英語力は必要か?-国内外での求人と年収、そして学ぶべき理由
今や、デジタルエイジの真っ只中で、Webデザイナーという職業は、ますます重要性を増しています。
日本だけでなく、世界中でその需要が高まっているからこそ、Webデザイナーを目指す方々が抱く疑問の一つが、「英語力は必要なのか?」というものです。
まずは結論から言いますと、「その人の目指すところによっては必要」です。この理由については詳しく後ほど解説していきますのでぜひ最後までご覧いただけたらと思います。
本気記事では、Webデザイナーの世界市場での需要、年収、そして英語力がある場合のメリットやデメリットについて、詳しく掘り下げていきます。
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世界でのWebデザイナーの需要
私たちの生活がデジタル化し、より多くのビジネスがオンラインに移行するにつれて、Webデザイナーの役割はますます重要になっています。
結果、Webデザイナーの需要は世界的に増大しています。
具体的にどのような形でその需要が高まっているのか、いくつかの観点から見てみましょう。
企業のデジタルトランスフォーメーション
多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを進めており、その一環としてWebサイトやアプリの改善、リニューアルを行っています。
これにより、UI/UXデザインの専門家であるWebデザイナーが必要となり、求人数が増えています。
デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革することを指します。
Eコマースの拡大
Eコマースの急速な成長も、Webデザイナーへの需要を押し上げる大きな要因の一つです。
消費者がオンラインでの購入に慣れてきたことで、企業はオンラインショップのデザインに力を入れるようになっています。
これにより、使いやすく魅力的なデザインを作成するWebデザイナーが求められています。
リモートワークの普及
COVID-19の影響で、リモートワークが世界中で普及しました。
これにより、物理的な場所にとらわれずに働くことが可能になり、企業は世界中から才能を探すことが可能になりました。
その結果、Webデザイナーの求人も増え、またその範囲が広がっています。
これらの要素が組み合わさることで、Webデザイナーに対する世界的な需要はますます増えています。
このような状況を踏まえて、自身のキャリアを考える際には、英語力を身につけることのメリットをゆっくりと考える必要があります。
世界のWebデザイナーの年収
Webデザイナーの年収はその職場の位置、経験、スキル、そして業界の特性によって大きく変わります。
また、国によっても平均的な年収に差があります。
主要国の平均年収比較表
国 | 平均年収(各国の通貨) | 平均年収(日本円) |
---|---|---|
アメリカ | $69,000 | 約10,000,000円 |
イギリス | £30,000〜£40,000 | 約5,000,000円〜7,000,000円 |
オーストラリア | AUD 70,000 | 約7,000,000円 |
カナダ | CAD 56,000 | 約6,000,000円 |
シンガポール | SD 51,000 | 約5,000,000円 |
日本 | – | 約4,000,000円〜6,000,000円 |
ここでは、いくつかの主要な地域でのWebデザイナーの年収について詳しく見てみましょう。
アメリカ
アメリカドル | 日本円 | |
---|---|---|
平均年収 | $69,000 | 約10,000,000円〜 |
アメリカでは、Glassdoorによると、Webデザイナーの平均的な年収は約69,000ドル(日本円にして約1,000万円)です。
ただし、これは全国平均であり、地域によってはかなり異なります。
たとえば、シリコンバレーやニューヨークのような高額な都市では、年収は100,000ドル(日本円にして約1,440万円)以上になることもあります。
イギリス
アメリカドル | 日本円 | |
---|---|---|
平均年収 | £30,000〜£40,000 | 約5,000,000円〜7,000,000円 |
ロンドンやマンチェスターなど住む地域によっても年収は変わってくるようですが、イギリスのWebデザイナーの平均年収は£30,000から£40,000 (日本円にして約500万円〜700万円)と言われています。
オーストラリア
アメリカドル | 日本円 | |
---|---|---|
平均年収 | AUD 70,000 | 約7,000,000円 |
オーストラリアのWebデザイナーの年収は、経験とスキルによるが、平均で約70,000オーストラリアドル(日本円にして約700万円)です。
カナダ
アメリカドル | 日本円 | |
---|---|---|
平均年収 | CAD 56,000 | 約6,000,000円 |
カナダでは、Webデザイナーの平均年収は約56,000カナダドル(日本円にして約600万円)です。
シンガポール
アメリカドル | 日本円 | |
---|---|---|
平均年収 | SD 51,000 | 約5,000,000円 |
シンガポールでは、Webデザイナーの平均的な年収は約51,000シンガポールドル(日本円にして約500万円)です。
日本
日本円 | |
---|---|
平均年収 | 4,000,000円〜6,000,000円 |
日本では、Webデザイナーの平均的な年収は400万円から600万円程度とされています。
これらの数値は平均的なものであり、個々の経験やスキル、そしてその職場の状況によります。
英語ができた場合のメリット・デメリット
Webデザイナーにとって英語力があるとどのようなメリットがあるのか、またその一方でどのようなデメリットがあるのか、詳しく見てみましょう。
英語ができた場合のメリット
- 幅広い情報へのアクセス
- グローバルな求人市場への参加
- 国際的なプロジェクトへの参加
- 年収アップ
幅広い情報へのアクセス
英語は世界共通言語であり、最新のテクノロジー、トレンド、リサーチに関する情報の大部分は英語で公開されます。
英語が理解できれば、より多くの情報源を利用することが可能になり、専門知識を深めたり新たなスキルを学ぶことができます。
グローバルな求人市場への参加
英語を話せるWebデザイナーは、地元の市場だけでなく、世界の求人市場にも応募できるようになります。
これにより、仕事の選択肢が増え、給与やキャリアの機会も増大します。
特にLinkedInなどのアカウントを持っていると、直接海外の企業からオファーが届くことも。
国際的なプロジェクトへの参加
英語力があると、海外のクライアントやチームと一緒に働くことも可能になります。
これにより、異なる文化や市場への理解を深め、自身のスキルと視野を広げることができます。
年収アップ
各国の年収を見ると、大部分の国が日本より高い傾向にあります。
英語力があると、年収の高い国で働けるという選択肢も増えます。
英語ができた場合のデメリット
- 英語力を維持・向上させるための努力
- カルチャーギャップの課題
- 市場の競争
英語力を維持・向上させるための努力
英語力を維持、または向上させるためには、一定の努力と時間を投資する必要があります。
これは、ビジネス英語の習得や維持、専門用語の理解など、日々の業務に追加で時間を作らなければなりません。
カルチャーギャップの課題
異なる言語を話す人々と働くことは、初めのうちは、文化の違いや感覚の違いに驚くことがあります。
これは、誤解やコミュニケーションの問題を引き起こす可能性があります。
市場の競争
英語力があると、より多くの求人にアクセスできますが、同時に世界中からの競争者と競うことになります。
そのため、自身のスキルと経験を強調し、目立つようにする必要があります。
目的別に必要な英語力
Webデザイナーとしての英語力の必要性は、ご自身が目指すキャリアパスによって変わります。
以下では、目的別に必要な英語力を詳しく解説していきます。
日本のみで活躍したい場合
日本企業で働く
日本国内の企業やクライアントと働く場合、日本語が主なコミュニケーションツールとなります。
しかし、Webデザインの世界では、英語の技術用語やトレンドが頻繁に使われます。
基本的な英語力(特にリーディング力)があると、業界の最新動向を把握しやすくなりますが、日本国内のみで働く場合は、英語力はなくても問題ないでしょう。
外資系企業で働く
日本に拠点を置く外資系企業で働く場合、日本語と英語の両方のスキルが求められることが多いです。
そのレベルは企業や役職、または業務内容によって異なりますが、基本的なビジネス英語力は必要とされます。
以下外資系企業で働く場合に必要とされる英語のスキルです。
- ビジネス英語の理解
- 専門用語の理解
- カルチャーへの適応力
- プレゼンテーションスキル
ービジネス英語の理解
仕事上のEメールやドキュメント、ミーティングでの議論など、ビジネスにおけるコミュニケーションの多くは英語で行われます。したがって、ビジネス英語の読み書き、リスニング、スピーキングのスキルが必要となります。
ー専門用語の理解
Webデザインの分野では、専門的な英語用語が頻繁に使われます。そのため、関連する用語と概念を理解し、適切に使用できる能力が求められます。
ーカルチャーへの適応力
外資系企業では、多国籍のメンバーと働くことがあります。そのため、異なる文化背景をもつ人々と円滑にコミュニケーションを取るための理解と柔軟性が必要です。
ープレゼンテーションスキル
プロジェクトの進捗報告や提案、アイデアの共有など、プレゼンテーションを英語で行う場合があります。そのため、内容を明確に伝え、質問に対応できる英語力が必要です。
世界で活躍したい場合
日系企業で働く
世界に展開している日系企業で働く場合、その企業の企業文化やチームの構成、業務内容により、求められる英語力は変動します。
一部の企業では、日本語が主要なコミュニケーション言語である場合もありますが、日本国外のステークホルダーとのコミュニケーションや、グローバルなビジネス環境で働くためには、一定の英語力が必要とされることが多いです。
アメリカ
アメリカで働くためには、ある程度流暢な英語力が必須です。
特にビジネス英語と、webデザインに関連する専門用語の理解が求められます。
また、適切なコミュニケーションスキルと文化的な理解も必要となります。
アメリカの企業では、ビジネスレベルの英語力が求められます。
特にプレゼンテーション能力や、クライアントとのコミュニケーション能力が重視されます。
- TOEIC目安:850点以上
- IELTS目安:7.0以上
カナダ
カナダでは、英語の他にフランス語を話す地域も存在します。
そのため、地域によってはフランス語の知識が求められる場合もありますが、基本的には英語がビジネスの主要言語となりますので、ビジネスレベルの英語力が求められます。
- TOEIC目安:750点以上
- IELTS目安:6.5以上
オーストラリア
アメリカほどの厳しさはないですが、オーストラリアでも、ビジネスレベルの英語力が必要です。
また、オーストラリア英語の特有の表現やアクセントに慣れることも重要です。
- TOEIC目安:700点以上
- IELTS目安:6.0以上
シンガポール
シンガポールでは、欧州諸国ほどの英語力は求められませんが、英語がビジネスの主要な言語となっていますので、ある程度の英語力は必要になってきます。
また、マルチカルチャー社会であるため、多様な英語アクセントや表現に対応できる柔軟性も必要とされます。
シンガポールでは、英語だけでなく、マンダリンやマレー語などの話者も多いため、それらの言語ができる方は英語ができなくても問題ない場合があります。
- TOEIC目安:600点以上
- IELTS目安:5.0以上
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3レッスン | 17,900円 | 計75分 |
まとめ
英語力はWebデザイナーにとって必要かどうかは、個々の目標や働きたい場所によります。
しかし、英語力があると、より広い世界で活動することが可能になり、また最新の情報を得ることもできるようになります。
英語を学ぶことには確かに時間と費用がかかりますが、それは投資であり、将来的に大きなリターンが期待できます。
最終的には、あなたのキャリアパスと目標に照らして、最善の選択をすることが重要です。