【MacとiPhone】Safariのプライベートモードの使用方法!開発にも役立つ!
インターネットのプライバシーは現代社会において非常に重要なテーマです。
Webブラウジングの履歴や検索データが保存されてしまうと、それが個人情報の漏洩につながることがあります。
AppleのSafariには、これを解消するための「プライベートブラウズ」または「シークレットモード」という機能があります。本記事では、その使い方と活用方法をMacとiPhoneの両方の視点から解説していきます。
Interlink
インターリンクの料金表
マイIP | ソフトイーサ版 | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 1,100円 | 1IPアドレスにつき1,320円 |
おすすめのプログラミングスクールに関しては【初心者用】フリーランスも目指せる!おすすめのプログラミングスクール16選で詳しく紹介していますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
プライベートモードとは?
Webブラウザーのプライベートブラウズ(またはシークレットモード)は、Webサイトの閲覧履歴、検索履歴、入力情報などを保存しない特別なモードのことです。
このモードは、通常のブラウザとは異なり、プライベートモードで開いたWebサイトは、新しい閲覧履歴を作成せず、閲覧が終了するとすべてのトラッキングデータやキャッシュデータが消去されます。
この機能は初めて2005年にSafariに導入され、その後他の主要なブラウザにも取り入れられました。
Safariでは「プライベートブラウズ」と呼ばれていますが、Google Chromeでは「シークレットモード」、Firefoxでは「プライベートウィンドウ」と呼ばれています。
プライベートモードは、ユーザーがWebサイトの閲覧をよりプライベートに保つための便利なツールですが、それだけが主な機能ではありません。
Webサイトでのログイン状態を一時的に無効にしたり、Webサイトをクリーンな状態(つまり、Cookieやキャッシュがない状態)で閲覧するためにも使用できます。
プライベートモードは開発テストで有効的!
キャッシュがない状態は、開発では非常に有効的に使えます。
例えば、Webサイトの開発をしていると、画像や動画などの変更が度々起こりますが、通常のブラウザで開発したサイトの状態を確認すると、変更したはずの画像が変わっていないなどの現象が起こることがあります。
これは、ブラウザにキャッシュが残ってしまったために起きてしまう事象です。
しかし、プライベートブラウズモードを使うことで、キャッシュが残らないため変更した画像は即座に反映されます。
プライベートモードの注意点
ここで一つ注意しておかなければいかないことが、プライベートモードが全てのオンライントラッキングを防ぐわけではないということです。
たとえば、インターネットサービスプロバイダー(ISP)や、閲覧したwebサイトのサーバーは依然として閲覧者のIPアドレスを見ることができます。
これは、プライベートモードがローカル(あなたのデバイス内)のプライバシーを守るためのものであり、オンラインでの全体的な匿名性を保証するものではないからです。
そのため、全面的なプライバシー保護を求める場合は、VPNやTorなどのツールの使用を検討する必要があります。
Interlink
インターリンクの料金表
マイIP | ソフトイーサ版 | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 1,100円 | 1IPアドレスにつき1,320円 |
プライベートモードのメリット・デメリット
プライベートモードのメリット
- ブラウジング履歴の保管
- 一時的なログイン
- 複数アカウントの同時ログイン
- Cookieやキャッシュの非保存
ブラウジング履歴の保管
プライベートモードでは閲覧履歴や検索データ、フォームへの入力データ、ダウンロード履歴などが保存されません。
これにより、web上での行動を他の人に見られるリスクが低減します。
一時的なログイン
プライベートモードは、あなたがログインしたサイトからログアウトしたときに、その情報を忘れます。
これにより、友人のパソコンでメールを確認するといった一時的なログインに便利です。
複数アカウントの同時ログイン
プライベートモードを使用すれば、同じサイトに複数のアカウントで同時にログインすることが可能です。
Cookieやキャッシュの非保存
プライベートモードでは新たにCookieやキャッシュが保存されません。
そのため、ウェブサイトをブラウザのキャッシュやCookieの影響を受けずに閲覧できます。
プライベートモードのデメリット
- ブラウジング履歴と検索データの保存
- Webサイトの閲覧制限
- オンライン上のプライバシー保護
- プライベートモードのセッション終了
ブラウジング履歴と検索データの保存
プライベートモードではブラウジング履歴や検索データが保存されないため、後から見たページを探すのが難しくなる可能性があります。
Webサイトの閲覧制限
一部のWebサイトはプライベートモードでの閲覧を制限することがあります。
これは、プライベートモードでは一部のトラッキングデータやCookieが利用できないためです。
オンライン上のプライバシー保護
プライベートモードはデバイス上のプライバシーを保護しますが、オンライン上のプライバシーを完全に守るわけではありません。
プライベートモードでもご自身のIPアドレスは露出しており、ISPやwebサイトのサーバーによっては見られてしまいます。
プライベートモードのセッション終了
プライベートモードのセッションは、ウィンドウを閉じた瞬間に終了します。
つまり、何かを中断して後で続けようと思った場合、途中までの情報は全て失われてしまいます。
プライベートモードの使い時
プライベートモードを使う場面はいくつかあります。以下その代表例です。
- サプライズのギフトを検索したり購入するとき
- 公共のコンピューターや他人のデバイスを一時的に使用する場合
- 同じウェブサイトに対して複数のアカウントを持っている場合
- Webサイトの表示がおかしいと感じたとき
- オンラインバンキングを開く時
- 開発の際にキャッシュが残らないようにする場合
サプライズのギフトを検索したり購入するとき
パートナーや友人へのサプライズギフトをオンラインで検索や購入するとき、プライベートモードを使用すれば、その履歴が後で見られることを防ぐことができます。
公共のコンピューターや他人のデバイスを一時的に使用する場合
プライベートモードを使用すれば自身の閲覧履歴やログイン情報を残すことなく安心してインターネットを利用できます。
同じウェブサイトに対して複数のアカウントを持っている場合
プライベートモードを利用すれば複数のアカウントで同時にログインすることができます。
Webサイトの表示がおかしいと感じたとき
プライベートモードを使用すればブラウザのキャッシュやCookieが影響を及ぼすことなくサイトを閲覧できます。
これにより問題がキャッシュやCookieに起因するものかどうか判断できます。
オンラインバンキングを開く時
プライベートモードでは閲覧履歴やフォーム入力データ、Cookieが保存されないため、オンラインバンキングのようなセキュリティを重視したい状況で便利です。
開発の際にキャッシュが残らないようにする場合
プライベートモードではキャッシュが残らないため、web制作や開発を行う際に「変更したはずの画像やテキストが変更されていなかった」といった問題を起こさないようにするために有効です。
おすすめのフリーランスエンジニア・プログラマー用のエージェントに関して知りたい方はフリーランスエンジニア・プログラマー用エージェントでおすすめはどこ?12社を徹底比較で詳しく紹介していますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
プライベートモードのやり方
プライベートモードをMACで使う場合とiPhoneで使う場合に分けて解説していきます。
Macでのプライベートモードのやり方
ステップ1: Safariを開く
Safariを開きます。
ステップ2: 「ファイル」>「新規プライベートウィンドウ」
メニューバーの「ファイル」をクリックし「新規プライベートウィンドウ(New Private Window)」選択します。
ステップ3: プライベートウィンドウが開く
これで新しいプライベートブラウズウィンドウが開きます。ウィンドウ上の検索/アドレスバーが暗灰色になっていれば、プライベートブラウズが有効になっています。
iPhoneでのプライベートモードのやり方
ステップ1: Safariを開く
iPhone上でSafariアプリを開きます。
ステップ2: 真ん中の「new」をクリックする
下のメニュー真ん中の「new」という部分をクリックします。
ステップ3: 「プライベート」を選択
オプションが表示されたら「プライベート(Private)」をタップし、右上の「完了(Done)」をクリックします。するとプライベートモードに変更されます。
ステップ4: プライベートモードの確認
画面の上部が黒色になっていれば、プライベートブラウズが有効になっています。左下にある「+」をタップして新規タブを開きます。これで新しいプライベートブラウズタブが開きます。
プライベートモードは一部のプライバシーを保護するものの、インターネットサービスプロバイダー(ISP)やwebサイトのサーバーからは依然として見られてしまう点には注意が必要です。
完全にプライバシーを守りたい場合はVPNがおすすめ!
ブラウザのプライベートモード(または無痕ブラウジング)は、ブラウジング履歴、一時的なインターネットファイル、またはcookieを保存しないようにすることができますが、それでもIPアドレスは隠されず、インターネットサービスプロバイダー(ISP)、政府、またはウェブサイト自体はまだアクティビティを追跡することができてしまいます。
インターネット上でのプライバシーをより強固に保護するためには、VPN(Virtual Private Network)を使用することがおすすめです。
VPNは、あなたのインターネットトラフィックを暗号化し、真のIPアドレスを隠し、接続しているウェブサイトに代わりにVPNサーバーのIPアドレスを表示してくれるので、プライバシーが漏れるリスクを軽減してくれます。
おすすめのVPN!インターリンク
インターリンクのVPNサービスはその使いやすさで知られています。
たった3分で登録から利用開始までが可能で、さらに地理的な場所に関係なく、どこからでも接続が可能です。
特に固定IPアドレスがない環境でもグローバル固定IPアドレスが提供されるため、どのようなネットワーク環境からでも安心して利用することができます。
そして何よりも、お申し込み後すぐにIPアドレスが発行されるので、待つことなくサービスを開始できます。
インターリンクの価格
マイIP | ソフトイーサ版 | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額料金 | 1,100円 | 1IPアドレスにつき1,320円 |
- 最大2ヶ月の無料体験期間
- 月額費用は税込みで1,100円と低コスト
- 即時アカウント作成ができる
- 最低利用期間なし
- 解約はオンラインでできる
- 解約に伴う違約金なし
最大2ヶ月の無料体験期間
ユーザーは最初の2ヶ月間、サービスを無料で利用することができます。
これにより、サービスの機能と性能を評価するための時間が与えられます。
月額費用は税込みで1,100円と低コスト
月額費用は税込みで1,100円からとなっています。
これは非常にリーズナブルな価格設定であり、多くのユーザーにとって利用しやすいでしょう。
即時アカウント作成ができる
登録後すぐにIDとパスワードが発行されますので、ユーザーは迅速にサービスを利用開始できます。
最低利用期間なし
このサービスには最低利用期間が設けられていません。
したがって、ユーザーは自分のニーズに合わせていつでもサービスを開始または停止することができます。
解約はオンラインでできる
サービスの解約はオンラインで行えますので、ユーザーは自分の都合の良い時間にサービスを解約することができます。
解約に伴う違約金なし
サービスの解約に伴う違約金は発生しません。
したがって、ユーザーは追加の費用を気にせずにサービスを解約できます。
まとめ
プライベートモード(またはシークレットモード)は、Safariブラウザが提供する特別な機能であり、webブラウジングのプライバシーを保護するための便利なツールです。
以下に、プライベートモードに関する重要なポイントをまとめます。
- プライベートモードは、一時的にウェブブラウジングの履歴、検索データ、入力情報を保存しないブラウジングモードです。
- プライベートモードを使用すると、ブラウジングデータがローカルに保存されず、他の人に見られるリスクが低減されます。
- プライベートモードは、ギフトのサプライズや一時的な使用、複数アカウントの管理、クリーンな閲覧環境の確保、安全なインターネットバンキング、研究や調査など、様々なシチュエーションで活用できます。
- プライベートモードは一時的なセッションであり、ウィンドウやタブを閉じるとブラウジングデータが消去されます。
- プライベートモードはデバイス上のプライバシーを保護するが、完全なオンラインプライバシーや匿名性を提供するわけではありません。そのため、より高度なプライバシー保護が必要な場合は、VPNを検討しましょう。
最後に
プライベートブラウズモードは、あなたのプライバシーを保護し、オンライン行動を他人から隠すためのものかつ、開発の際にも使える非常に便利な機能です。
MacやiPhoneで簡単に設定でき、個々のニーズに応じて使用することができます。
インターネット上でのプライバシーは重要なので、プライベートブラウズモードの使い方をぜひ覚えておきましょう。